(株)ディアイティは9日、リアルタイムコミュニケーションシステム構築向けの、フルハイビジョン対応H.264ソフトウェアコーデックを開発したと発表した。
同コーデックは、H.264を利用した映像のリアルタイムコミュニケーションの実用化を目的として開発されたもの。H.264映像をこのリアルタイムコーデックで圧縮・伸張することにより、従来のMPEG-2方式と比較して2倍以上の圧縮率と、毎秒30フレームで描画できるため、滑らかな動画を使ったビジュアルコミュニケーションが可能という。パラメーターセットのアクティブな変更が行なえるほか、マルチコアプロセッサーによる内部並列化処理にも対応している。コンパイルオプションで、ネイティブi386/MMX/SSE2を選択できる。
対応プラットフォームは、Windows/Linux/FreeBSD/NetBSD/Mac OS Xなど。