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暗号化マスター2の登録ユーザーは無償アップグレード

フロントライン、Vistaに対応したファイル暗号化ソフト『暗号化マスター3+ファイル完全消去』を発売

2007年05月08日 14時21分更新

文● 編集部

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(株)フロントラインは8日、Windows Vistaに対応したファイル暗号化ソフトとして、『暗号化マスター3+ファイル完全消去』と『自動暗号化マスター3』の2製品を6月7日に発売すると発表した。価格は暗号化マスター3+ファイル完全消去が7350円、自動暗号化マスター3が4935円。なお、従来製品『暗号化マスター2』の登録ユーザーは、暗号化マスター3+ファイル完全消去を同社ウェブサイトからダウンロード配布で無償アップグレードできる。

暗号化マスター3+ファイル完全消去は、ファイル暗号化ソフト“暗号化マスター”シリーズの最新版で、新たにWindows Vistaに対応したほか、USB接続のHDDやフラッシュメモリー全体の暗号化に対応したのが特徴。暗号化方式には“AES”(256bit)を採用する。

自動暗号化マスター3は、“暗号化マスター”シリーズが採用する“自動暗号化フォルダー”機能に絞って低価格化した製品。この機能は指定したフォルダー内のファイルを自動で暗号化するもの。

両製品ともに対応OSは、Windows Vista/XP/2000。パッケージ版のほか、より低価格な、教育機関や官公庁向けの“アカデミック・パブリック版”やダウンロード版も提供される。

なお、両製品に対応した復号専用ソフト『DECIPHER301』(デサイファー301)は無料提供となり、パッケージ同梱のものをユーザーが配布できるほか、同社ウェブサイトからダウンロードできる。この無償の復号化ツールを使うことで、重要情報を暗号化したUSBメモリーに記録して遠隔地に送付した場合でも、現地で同ソフトを使わないユーザーが内容を取り出す、といったことが可能になる。

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