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サービスサイト“電子書店アスペクト”を公開

アスペクト、電子書籍の販売を開始

2007年05月07日 17時16分更新

文● 編集部

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(株)アスペクトは7日、電子書籍をはじめとするデジタルコンテンツの販売事業を開始したと発表した。同社の専用ウェブサイト“電子書店アスペクト”で販売を行なう。国内および海外の出版社700社の作品6万点以上をラインナップし、そのうち約1万点に関しては無料サンプルも用意する。

電子書店アスペクト

電子書店アスペクト

電子書店アスペクトで販売されるのは、“小説・ノンフィクション”“趣味・生活・雑誌”“ビジネス・教育”“写真集”“漫画”“洋書”といったジャンルの電子書籍のほか、壁紙、動画、パソコン用ゲームソフト(日本ファルコム(株)や(株)マグノリアのゲームソフトや、Flashを利用したものなどをラインナップする)など約6万点(7日時点)。電子書籍のファイル形式はKeyring PDF/PDF/XMDF/.book/蔵衛門/HTML/Adobe eBook形式のいずれかとなっており、各形式に対応したビューアーをユーザー自身が用意する必要がある(いずれも無料ダウンロードが可能)。動画コンテンツはWindows Media Playerで閲覧が可能。販売されるコンテンツで最もアクセス数が多かったものを紹介するアクセスランキングをトップページで公開する。ランキングは毎日自動更新される。

また2006年11月から同社ウェブサイト“アスペクト ONLINE”(http://www.aspect.co.jp/)で公開している隔月刊フリーペーパー『PR誌アスペクト』の電子書籍版を、電子書店アスペクト経由でもダウンロードできるようにする。PR誌アスペクトは、同社の書籍の紹介や、小説/コラムなどの読み物を掲載するフリーペーパー。同社では電子書籍版のPR誌アスペクトには、今後音声や動画を組み込んでいくとしている。

同社では今後、同社の既刊/新刊書籍の電子書籍化を進めるほか、映像コンテンツやオーディオブックなどのデジタルコンテンツを順次発売するという。また音楽業界など他業種/他業態と提携してコンテンツビジネスを展開していくとしている。その第1弾として、シンガーソングライター・織田哲郎氏および織田氏のマネージメントを担当するJVCエンテーテイメント(株)と提携したプロジェクト“織田哲郎プロジェクト2007”を展開する。織田氏のインタビュー記事をアスペクト ONLINEで無料公開するほか、織田氏や織田氏が楽曲を提供したアーティストに関する電子書籍などのデジタルコンテンツを、電子書店アスペクト上で販売する予定。

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