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すべてのラインナップがホワイトの箱型に

レックスマーク、無線LAN機能を標準搭載したインクジェットプリンター/複合機など6製品を発表

2007年05月17日 11時00分更新

文● 編集部 永水和久

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レックスマーク インターナショナル(株)は17日、2007年春モデルの新型インクジェットプリンター/複合機として、単機能機2機種、複合機4機種の合計6機種を19日以降に順次発売する発表した。価格はオープン。

今回発表された新製品には、無線LAN機能(IEEE 802.11b/g)を標準で搭載するモデルとして、ADF付きの複合機『X9350』とADFなしの複合機『X4550』、単機能機『Z1420』の3機種が含まれる。無線LAN機能とパソコンを接続する初期設定は、付属のアプリケーション(Windows VistaやMac OS X(Intel Mac含む)対応)をパソコンにインストールして、ウィザードに沿って行なうことで簡単に利用できるという。

このほかのモデルは、オプションで無線LAN機能に対応する複合機『X3550』、液晶ディスプレーなどを省いて低価格を図った複合機『X2550』、単機能機『Z1320』の3機種。発売日は、X9350が6月以降、X4550とZ1320が7月以降の予定で、それ以外のモデルは今月19日となっている。全ラインナップに共通する特徴として、本体のデザインを箱型にしたほか、表面には白を基調とした配色とピアノ調の光沢処理が施されている。そのほか、4色インク(シアン/マゼンダ/イエロー/ブラック)と、ブラックインクの代わりに写真印刷向けの淡色3色インクを装着する6色インクを切り替えて使用できる。無線LAN機能や付属のアプリケーションを含めた対応OSは、Windows Vista/XP/2000(SP3以上)、Mac OS X 10.3~10.4(Intel Mac含む)。

お詫びと訂正:掲載当初、X4550とZ1320の発売日は19日と記載しましたが、正しくは7月以降になります。訂正するとともに、お詫びいたします。(2007年5月17日)

ADF付き複合機は
新型ヘッド採用で印刷速度が向上

X9350

X9350

X9350は、A4用紙などを最大50枚セットできるADF(自動紙送り機構)を搭載した複合機。ブラック以外のノズルの数を各色160から313に増やした新型ヘッドを採用したことで、従来機種の『X8350』(関連記事)から印刷速度を向上させたのが特徴。モノクロは毎分25枚から32枚、カラーは毎分19枚から27枚に高速化された。自動両面印刷機能を標準で備えるほか、ダイレクトプリント機能“PictBridge”(ピクトブリッジ)などにも対応している。無線LAN以外でのパソコンとの接続は、USB 2.0(Hi-Speed)と10/100BASE-TX準拠のEthernetで行なう。

X9350
ファクス付き4 in 1複合機(2.4インチのカラー液晶ディスプレー付き)
印刷解像度:4800dpi×1200dpi
用紙サイズ:最大A4
スキャナー解像度:4800×1200dpi(CIS方式)
本体サイズ:幅465×奥行き384×高さ269mm
重量:約10.21kg
予想実売価格3万8000円

無線LAN機能の有無で選べる複合機/単機能機


X4550

X4550

X3550

X3550

X4550/X3550は、パソコンレスのダイレクト印刷に対応した複合機。デジタルカメラからのダイレクトプリント機能“PictBridge”や、SDメモリーカード/MMC/CF Type II(マイクロドライブ対応)/メモリースティック(PRO)/スマートメディアなどに対応するメモリーカードスロットを搭載している。X4550はIEEE 802.11b/gの無線LAN機能を標準サポートし、X3550は標準で無線LAN機能を搭載していないが、オプションで追加が可能になっている。いずれもパソコンとの有線接続はUSB 2.0(Hi-Speed)で行なう。

X4550
3 in 1複合機(モノクロ液晶ディスプレー付き)
印刷解像度:4800dpi×1200dpi
モノクロ毎分26枚、カラー毎分18枚
用紙サイズ:最大A4
スキャナー解像度:1200×600dpi(CIS方式)
本体サイズ:幅453×奥行き325×高さ177mm
重量:約5.69kg
予想実売価格1万8000円

X3550
3 in 1複合機(モノクロ液晶ディスプレー付き)
印刷解像度:4800dpi×1200dpi
モノクロ毎分24枚、カラー毎分17枚
用紙サイズ:最大A4
スキャナー解像度:1200×600dpi(CIS方式)
本体サイズ:幅453×奥行き325×高さ177mm
重量:約5.56kg
予想実売1万3000円

液晶ディスプレーを省いて価格を抑えたモデルも

X2550

X2550

X2550は無線LAN機能を省略した(オプションでの追加も不可)ほか、液晶ディスプレーやPictBridge、メモリーカードスロットなどのパソコンレスでの印刷機能も省いて価格を抑えたモデル。パソコンとの接続はUSB 2.0(Full-Speed)で行なう。

X2550
3 in 1複合機(液晶ディスプレーなし)
印刷解像度:4800dpi×1200dpi
モノクロ毎分22枚、カラー毎分16枚
用紙サイズ:最大A4
スキャナー解像度:1200×600dpi(CIS方式)
本体サイズ:幅430×奥行き293×高さ175mm
重量:約4.6kg
予想実売価格9000円

無線LAN機能を標準搭載で
1万3000円前後の単機能機

Z1420は、無線LAN機能を標準搭載した単機能プリンター。無線LAN機能を搭載しながら実売価格を1万3000円前後に抑えたのが特徴。Z1320は、さらに無線LAN機能も省いたことで、実売価格8000円前後となっている。いずれも有線でのパソコンとの接続はUSB 2.0(Full-Speed)で行なう。

Z1420

Z1420

Z1320

Z1320

Z1420
単機能プリンター
印刷解像度:4800dpi×1200dpi
モノクロ毎分24枚、カラー毎分18枚
用紙サイズ:最大A4
本体サイズ:幅459×奥行き198.5×高さ120.6mm
重量:約2.3kg
予想実売価格1万3000円

Z1320
単機能プリンター
印刷解像度:4800dpi×1200dpi
モノクロ毎分22枚、カラー毎分16枚
用紙サイズ:最大A4
本体サイズ:幅429×奥行き213×高さ121mm
重量:約2.1kg
予想実売価格8000円

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