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SCEI、久夛良木健氏の代表取締役会長兼CEO退任を発表!

2007年04月27日 00時29分更新

文● 編集部

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(株)ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEI)とソニー(株)は26日、SCEI代表取締役会長兼グループCEOの久夛良木健氏が6月19日付けで取締役を退任し、SCEIの名誉会長に就任すると発表した。CEOの後任には、SCEI代表取締役社長の平井一夫氏が就任する。

久夛良木健氏

2006年11月11日の『プレイステーション3』発売に際し、ビックカメラ有楽町店店頭にてPS3の箱を掲げる久夛良木健氏

久夛良木氏は1993年のSCEIの設立以来、プレイステーションプラットフォームの立ち上げを主導。1999年には同社代表取締役社長に就任(2006年12月より現職)。長らく同プラットフォームの展開を主導してきた。また、エンターテイメントを軸としたコンピューターの世界のあり方についてビジョンを提言し、同社のみならず広く業界を代表するビジョナリーとしても知られていた。

SCEIの発表文によると、久夛良木氏の取締役退任は任期満了によるものとしている。また、ソニーのシニア・テクノロジーアドバイザーとして、ソニーの経営に対して技術的なサポートを行なうとしている。

発表文にて久夛良木氏は、プレイステーションプラットフォームでの経験を生かして、「更なるチャレンジを、SCEを離れて更に広いネットワークで加速していきたいと思います」とコメントしている。

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