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レースゲーム好きなら、もう本体ごと買うしかない

超ド級レースシミュレーターゲーム『Forza2』を体験してきたぞ!

2007年04月30日 01時38分更新

文● 編集部 飯塚岳史

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Forza Motorsport 2

マイクロソフト(株)より5月24日に発売予定のXbox 360用ゲームソフト『Forza Motorsport 2』(フルツァ モータースポーツ 2)(参考価格:7140円)。360初のリアルレースシミュレーターゲームということもあり、米国はおろか、日本でも期待度が高いレースゲームだ。今月15日より週末に秋葉原などのゲームショップでゲーム体験会も催されており、実際に体験した360ユーザーも多いのではないだろうか。

今回、ASCII.jpでも、このForza2を発売前にプレイすることができたので、その様子などをお伝えする


車の動き、グラフィック、よりリアルを追及したレースゲーム

Forza2ってなんだ?」という読者のために、まずはこのゲームについて説明しておこう。Forza2は、同社のゲーム開発チーム“Turn10”が制作しているレースシミュレーターゲーム。前作でも定評のあったグラフィック、挙動計算、オンラインシステムがさらにパワーアップ。グラフィック面では、720pでのHD画質ながら60fps(秒間60フレーム)を実現させている。

チューンドカー

パーツメーカーによりチューンナップされたランエボ

Rとランエボ6

Forza2では日本車も数多くラインナップする。こちらは筑波サーキットを走るR34スカイライン GT-RとランエボVI

グラフィックの美しさ、緻密な挙動計算(毎秒360回もの挙動計算を行なう!)もさることながら、ド肝を抜かれるのが今回新たに構築されるオンラインシステム。前作でも同社のネットワークサービス“Xbox LIVE”を通じたマッチメイキングシステムによる対戦や、レコードタイムの共有などはされていたが、今回ではトーナメントモードの完全自動化などが行なわれている。

このトーナメントでは、予選2日、決勝1日の計3日で構成されており、8人を1グループとした8グループ(64人)から32グループ(256人)までの大人数で行なえる。もちろん、予選上位のプレーヤーのみが決勝に進める、というわけではなく、上位から3人ずつ“ゴールド”“シルバー”“ブロンズ”と振り分けられるので、力及ばずとも、トーナメントの最後までプレイできるようだ。

レースだけじゃない、オンラインオークション機能

さらにオンラインでは、ゲーム内の通貨を利用して自分の車を売買できる“オークションハウス”という機能を搭載。前作でもオンラインでほかのプレーヤーと車をやりとりできる機能は搭載されていたが、今作では不特定多数のプレーヤーに向けて、車を売買できる。車の売買はオークションという形でやりとりされ、一番高値をつけたユーザーがもちろん購入できる。

このオークションハウスでの目玉は、なんといっても自分でペイントした“自分ブランド”の車を販売することができること! ペイントと言っても、自分の好きな画像を取り込んで、車に貼り付けるといったことはできないため、あらかじめ用意された図形を拡大させたり、縮小させたり、角度を変えたり、と時間をかけて作る必要があるのだが、がんばれば痛車(いたしゃ)を作ることも夢ではないかも!?(痛車については、本誌アキバのこちらの記事を参照していただきたい。ただし、激しくボリュームがある記事なので、疲れてページを閉じないように!)


マイクロソフトの会議室で待っていたのは……

と、ゲームの説明をしているだけで記事が終わってしまいそうな勢いなので、そろそろ体験会の様子に戻らせていただこう。筆者がForza2を体験したのは、ゲームショップではなく、同社の会議室。ここにForza2と、同時発売予定の『ワイヤレスレーシングホイール』(参考価格:1万3650円)、プレイシート、5.1chサウンドなどが設置されていた。

また、3台のXbox 360、液晶テレビを利用した3画面構成も設置。さらに現在のレースの様子をリアルタイムで鑑賞できる“鑑賞用モニター”を含めた合計4台による構成で設置されていた。

プレイ環境

3画面、ホイールコントローラー、プレイシートといった、普通ではなかなか用意できない環境

鑑賞用モニター

少し離れた場所には、鑑賞用としてもう1台のXbox 360と40インチ超の大型ディスプレーが設置されていた

さすがに一般家庭でこれと同じ環境を作るのはかなりの覚悟がいるとは思うが、3台のテレビ、3台のXbox 360というくらいなら、友人同士で機材を持ち寄ることで実現は可能かもしれない。ただし、画面の大きさをそろえる必要はあると思うが……。

それでは、次ページより実際のゲームの様子を軽く暴走しながらお伝えする。

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