(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモが今月23日に大きく発表した“FOMA 904i”シリーズ。発表会の様子は当日のレポート記事を参照していただくとして(関連記事)、ここでは、別会場に設置されていた体験コーナーでの各機種の様子をお伝えする。
D904i
約2.8インチのワイドQVGA(240×400ドット)液晶パネルを採用する、スライドボディーの携帯電話機。“モーションコントロール”(加速度センサー)を本体内部に搭載し、携帯電話機を横に向けた際に自動的に横画面への切り替えなどができる。“直感ゲーム”対応で、D904iでは端末を振ることによる操作も可能。
- メインディスプレー:約2.8インチ ワイドQVGA(240×400ドット)
- カメラ:有効約320万画素
- 連続通話時間:約180分
- 連続待受時間:静止時約600時間
- 本体サイズ:幅49×奥行き16.8×高さ110mm
- 重量:約114g
- カラー:“ブリリアントピンク”、“ミラーブラック”、“スーパーホワイト”、“ミラーワイン”
- 発売予定時期:5~6月
F904i
約3.1インチのワイドQVGA(240×432ドット)液晶パネルを採用。ワンセグ受信機能を搭載し、3.1インチの大画面でワンセグ放送を視聴できる。『F903i』と同様、ディスプレーを左右に倒すと、あらかじめ設定しておいた機能を呼び出せる“ヨコモーション”機能を搭載する。指紋センサーを搭載し、セキュリティー面の強化も行なわれている。なお、従来のモデルではワンセグ搭載の機種は“iTV”という機種名が付けられていたが、904iからは排除された。NTTドコモの夏野氏によると「これからのドコモでは、ワンセグが一般化していくため」という。
- メインディスプレー:約3.1インチ(240×432ドット)
- メインカメラ:有効約320万画素
- 連続通話時間:イルミネーションOFF時約200分
- 連続待受時間:静止時約550時間
- 本体サイズ:幅50×奥行き22×高さ108mm
- 重量:138g
- カラー:“ボルドー”、“ノアール”、“ブランシェ”、“シャンパーニュ”
- 発売予定時期:5~6月
N904i
904iシリーズで唯一となる、約3インチのワイドVGA(480×854ドット)液晶パネル、下り約3.6Mbpsの高速データ通信サービス“FOMAハイスピード”(HSDPA方式)に対応するハイスペックケータイ。ミラノを拠点に活躍するプロダクトデザイナーのステファノ・ジョバンノーニ(Stefano GioVannoni)氏とのコラボレーションモデルとなり、外側と内側でカラーの違う2つのBOXを組み合わせたようなデザインが特徴。
- メインディスプレー:約3インチ(480×854ドット)
- メインカメラ:有効320万画素
- 連続通話時間:約180分
- 連続待受時間:静止時約610時間
- 本体サイズ:幅49×奥行き18.9×高さ104mm
- 重量:113g
- カラー:“Day and Night”、“Orange Cut”、“Urban Blue”、“Pink Soda”
- 発売予定時期:5~6月
P904i
約2.8インチのワイドQVGA(240×400ドット)液晶パネルを搭載する携帯電話機。904iシリーズでは唯一、Bluetoothによるワイヤレス通信に対応する。『P903i』にも付属していた端末から離れると自動的にロックがかかる“あんしんキー”がさらにバージョンアップし、ロックと解除を本体の“ヒカリ”と音で知らせる“アンサーバック機能”に対応している。
- メインディスプレー:約2.8インチ(240×400ドット)
- メインカメラ:有効約320万画素
- 連続通話時間:約160分
- 連続待受時間:静止時約600時間
- 本体サイズ:幅49×奥行き17.9×高さ102mm
- 重量:115g
- カラー:“シャンパン”、“プラチナ”、“アスファルト”、“ローズ”
- 発売予定時期:6月
SH904i
約3インチのワイドQVGA(240×400ドット) モバイルASV液晶パネルを採用する携帯電話機。ノートパソコンのタッチパッドのようにメニューやポインターを操作できる“TOUCH CRUISER”(タッチクルーザー)パッドを搭載するのが特徴。
- メインディスプレー:約3インチ(240×400ドット)
- メインカメラ:約320万画素
- 連続通話時間:約170分
- 連続待受時間:静止時500時間
- 本体サイズ:幅50×奥行き19.9×高さ107mm
- 重量:約130g
- カラー:“ソリッドブラック”、“クリスタルホワイト”、“プレミアムピンク”、“ラインブルー”
- 発売予定時期:5~6月