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Virtual Earthの作り方

2007年04月26日 00時00分更新

文● 編集部

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世界を箱庭に


 現在3D化が進んでるのは世界44都市。いずれは世界中を3D化したいという。

網代氏

お話をうかがったマイクロソフト(株)の伊集院絹子氏(左)と網代正孝氏(右)。伊集院氏は、日本法人でVirtual Earthのプロダクトマネージャーを務めている

 航空測量の技術は以前からVexcel社が持っていたものだが、世界中をヴァーチャル化しようという発想はマイクロソフトによるもの。壮大なスケール感はさすがマイクロソフトといったところだ。

 ちなみに、3Dデータを作成する際の一番の制約は、お天気だという。日本では、1月と2月、5月の連休、9月から10月など、ごく限られたときにしか撮影が行なえない。年間で25~40日程度だという。正確な測量を行なうためには、少し雲がかかっただけでもダメだと網代氏は話す。

 なお、日本で今のところ利用できるVirtual Earthのサービスは“Live Search 地図検索”のみである。残念ながら現在は2Dの航空写真のみだが、いずれ3Dにも対応するという。日本中の3Dの街を探検できるようになる日が楽しみだ。

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