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刮目せよ!AMDの“兄貴”がSocket AM2+をイベントで熱く語る!

2007年04月21日 23時58分更新

文● 北村

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 日本AMD主催のイベント「DIYの未来予想図II+ ~ ところでII+って何? え?! 2+?! ~」が、TSUKUMO eX.の店頭で開催された。今回のイベントは、これまで行なってきた性能比較デモを中心とした内容から趣向を変え、PC DIY市場へのメッセージや、AMD製品の活用方法の新提案などを盛り込んだ内容となった。

TSUKUMO eX. TSUKUMO eX.
TSUKUMO eX.で行なわれた日本AMD主催のイベント「DIYの未来予想図II+ ~ ところでII+って何? え?! 2+?! ~」

 イベントでは、まず同社の最新チップセット“AMD 690”の説明が軽く行なわれた後、“兄貴”こと土居憲太郎氏が登場。彼自身が作ったPCが紹介された。「兄貴のQuad」と名づけられたこのPCは、Athlon64 FX-74を搭載した水冷マシンで、Blu-rayドライブや“GeForce 7900GTX”搭載ビデオカードを2枚差してSLI動作させるなど、かなりハイエンドな構成となっていた。“兄貴”によると、仕事の合間に約1ヵ月かけて製作したという。

「兄貴のQuad」 「兄貴のQuad」
“兄貴”こと土居憲太郎氏が自作したPC「兄貴のQuad」。CORSAIR製の水冷を2つ使用すると見た目が悪くなるので、もう1台のラジエターにはThermaltake製をチョイスし、5インチベイに内蔵しているのがポイント

 この「兄貴のQuad」の活用法だが、主にエンコードで使用しているとのこと。毎晩PSPで動画を観てから寝るのが日課という“兄貴”。いちいち家に帰ってからPSP用に動画をエンコードしていたら時間がかかるので、会社のノートPCからリモートデスクトップ経由で自宅の「兄貴のQuad」にアクセス。仕事をしているふりをして「携帯動画変換君」で観たい動画をエンコードしているという。こうすれば家に着く頃にはエンコードが完了しているので、あとはPSPにファイルを移動させるだけと語った。

兄貴 「ソニーの“ロケーションフリー”を導入すればいいのでは?」というツッコミが入るが、“兄貴”は「それではつまらない」とこれを一蹴。さすがは“兄貴”だ、やはりPCを使いたいらしい

 “兄貴”はここでいったん退場するが、デモは続いた。「Quad FX」マシンを買うために家族を説得する有力なネタとして「VM ware」を使用した仮想化を紹介。仮想PCを作ることで、家族全員で「Quad FX」のパワーを利用できるため、自分専用のPCを買う時よりも奥さんからお金を引き出しやすいとアピールしていた。
 また、Windows Vistaの新機能“フリップ 3D”を使用した新しい活用方法として「100個フリップ」を紹介。これは1文字だけ書き込んだメモ帳を100個立ち上げ、それを“フリップ 3D”でスクロールさせるというものだ。これは新しい表現方法としてもしかしたら一部で流行るかもしれない。ただし、作るのは非常に面倒だ。

仮想化デモ 「100個フリップ」
お父さんが「Quad FX」マシンで3Dゲームをプレイしながら、娘がノートPCからレンダリングを実行するという設定で仮想化を紹介。ノートPCでは1分20秒かかるレンダリングが、「Quad FX」マシンのパワーを使用すれば16秒で終了するとのこと1文字だけ書き込んだ100個のメモ帳をWindows Vistaの新機能“フリップ 3D”で次々とスクロールさせていくお遊び「100個フリップ」。フォントサイズは“500”が最適だとか。地味だが、なにげにマシンパワーを要する
「Quad FX」デモ機 TDP45W版のAthlon64 3800+デモ機
デモで使用されたもう1台の「Quad FX」マシン。こちらもAthlon64 FX-74×2、GeForce 8800GTX 768MB×2という豪華仕様だTDP45W版のAthlon64 3800+を搭載したMini-ITXのデモ機。CPUクーラーのファンが外されているが問題なく動作している

 ここで再度“兄貴”が登場。いよいよ核心となる今後のロードマップが明かされた。今年下半期に、ネイティブでクワッドコアに対応したCPUと、L3キャッシュ共有型のデュアルコアCPUを投入し、これらは新ソケットとなる“Socket AM2+”を採用すると発表。この“Socket AM2+”は従来の“Socket AM2”と互換性があるため、“Socket AM2”マザーボードを持っていれば、わざわざマザーを買い換えなくても新CPUが使用できるとのこと(一部利用できない機能もある)。“Socket AM2+”ではHyperTransportが1.0から3.0に引き上げられ、コア単位でクロックを制御する“Split Power Plane”と、発熱を抑える“Enhabced Cool'n' Quiet”がサポートされるようだ。

未来予想図 Socket AM2+って?
従来製品ともうすぐ発売される45W製品は“CITIES Core”と呼ばれる。今年下半期に出る予定のコードネーム“Agena FX”と、L3キャッシュ共有型のデュアルコアCPUは“STARS Core”と呼ぶ現在使用している“Socket AM2”マザーボードで“STARS Core”を使用できる。逆に“Socket AM2+”対応マザーで従来品の“CITIES Core”を使うこともできる
未来予想図II+ あ、兄貴!それ何ですか?
今年下半期には、サーバー向けにSocket 1207+対応の2P Quad Coreを、デスクトップ向けではSocket AM2+対応の1P Quad Coreが登場すると発表これでイベントは終わりかと思いきや、いかにも“重要な機材が入っています”という雰囲気のケースを持ち出し、おもむろに開ける“兄貴”
DTX DTX
中から現れたのはAMDが提唱する省スペース/小型PC用のフォームファクタDTXのサンプル。これが日本初公開となる。思ったより大きく感じるかもしれないが、それは電源などのATX用パーツが流用できるからだ

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