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IEEE 802.11nドラフト版に対応する無線LANアダプター3製品も同時発売

プラネックス、IEEE 802.11nドラフト版対応無線LANルーター『MZK-W04N』を発売

2007年04月20日 23時00分更新

文● 編集部

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プラネックスコミュニケーションズ(株)は20日、IEEE 802.11nドラフト準拠の無線LANルーター『MZK-W04N』を今月下旬に発売すると発表した。併せて、IEEE 802.11nドラフト準拠の無線LANアダプターとして、PCIバス用の『GW-DS300N』、PCカード型の『GW-NS300N』、USBドングル型の『GW-US300MiniW』の3製品を発売する。価格はいずれもオープン。直販価格は本日時点で未定。

MZK-W04N

MZK-W04N

MZK-W04Nは、次世代無線LAN規格IEEE 802.11nドラフトに対応し、144Mbps(理論値)で通信が行なえる無線LANルーター。IEEE 802.11b/gにも対応する。無線LANの業界団体“Wi-Fiアライアンス”が策定した、無線LANの設定を簡単に行なうための統一規格“WPS(Wi-Fi Protected Setup)”にも対応している。アンテナにはMIMO(2×3)対応のダイポールアンテナを採用している。

セキュリティー機能はWPA、WPA2、128bit/64bit WEP、外部RADIUSサーバーによるRADIUS認証、SSID通知の無効化、MACアドレスフィルタリングを備える。通信方式はインフラストラクチャーモードに対応。WANインターフェースは10/100BASE-TX(Auto MDI-X/MDI-X)、有線LANインターフェースは10/100BASE-TX(Auto MDI-X/MDI-X)×4を搭載している。有線接続での実効スループットは、FTPで74.4Mbps、Smartbitで99.9Mbpsとなるという(同社測定値)。

本体サイズは幅34×奥行き155×高さ191mm(アンテナを含まず)。重量は約434g(本体のみ)。電源はACアダプターを利用し、消費電力は最大約6W。対応OSはWindows XP/2000/Me/98 SE、Mac OS X。

無線LANアダプター3製品は、いずれもIEEE 802.11b/g/nドラフトに対応。ソフトウェアアクセスポイント機能を備えており、アダプターを接続したパソコンを、ほかの子機をネットワークに接続する親機として使用できる。WPSにも対応する。

GW-DS300N

GW-DS300N

GW-DS300NはPCIバス用の無線LANアダプター。アンテナにはMIMO(2×3)に対応したダイポールアンテナを搭載する。実効スループットは約80Mbpsという。

セキュリティー機能はWPA、WPA2、128bit/64bit WEPを備える。通信方式はインフラストラクチャーモード、アドホックモードに対応する。ソフトウェアアクセスポイント機能としては、セキュリティー機能はWPA、WPA2、128bit/64bit WEP、SSID通知の無効化、MACアドレスフィルタリングを備える。カードサイズは幅60.8×奥行き120mm(突起部、アンテナを含まず)。重量は85g(アンテナを含む)。対応OSは、Windows Vista/XP/2000。

GW-NS300N

GW-NS300N

GW-NS300Nは、PCカード型の無線LANアダプター。アンテナにはMIMO(2×3)対応の内蔵チップアンテナを採用している。同社が公開している実効スループットは約80Mbps。セキュリティー機能、通信方式、ソフトウェアアクセスポイント機能のセキュリティー機能、対応OSはGW-DS300Nと同じ。本体サイズは幅54×奥行き115×高さ5mm、重量は42g。

GW-US300MiniW

GW-US300MiniW

GW-US300MiniWは、USBドングル型の無線LANアダプター。アンテナには内蔵チップアンテナ(MIMO非対応)を採用している。同社発表の実効スループットは約40Mbps。セキュリティー機能、通信方式、ソフトウェアアクセスポイント機能のセキュリティー機能、対応OSはGW-DS300Nと同じ。本体サイズは幅26×奥行き84.6×高さ10.7mm、重量は20g。

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