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ポイントサイト利用者は商品交換よりも換金重視

アップデイト、ポイントサイトに関する利用動向調査結果を発表

2007年04月19日 21時05分更新

文● 永島和夫

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(株)アップデイトは19日、13件のモバイルサイトで今月6日から9日まで行なった“ポイントサイトに関する利用動向調査”の結果を発表した。結果によると、調査対象者の6割はポイントサイト利用経験があり、商品交換よりも換金重視という傾向が出た。

この調査は、“モンキータウン”“00HPメイカー”など13のモバイルサイトで実施し、6248件の有効回答を得たもの。回答者の内訳は10代が34.7%と最も多く、次いで30代が25.0%、20代が24.9%。職業は、会社員が30.1%、高校生が17.2%、中学生が6.7%などとなった。

調査結果では、ポイントサイトを現在利用しているユーザーは全体の46.7%、過去に利用したことがあるユーザーは12.1%で、合計で利用経験のあるユーザーは58.8%と全体の6割がポイントサイトを一度でも利用したことがあるという結果になった。年代別では30代後半のユーザーの利用が最も多く、現在利用しているユーザーは66.2%となった。10代が25.9%であることから、年代が高くなるほど利用率が高いことが分かる。

登録しているポイントサイトは、複数に登録している人が多いことが分かり、10件以上が20.6%、5件以上9件以下が26.4%、4件が5.8%、3件が15.8%、2件が16.8%、1件が14.6%となっている。登録のきっかけは“他社のメールマガジンのリンク(広告)から”が51.3%で最も多かった。

また、ポイントサイトを選択する基準としては“ポイントがたまりそう”がトップで62.9%、次いで“換金レートが高い”が30.4%と実際のメリットを重視しているケースが多い。ポイント獲得方法も、“PRサイトやスポンサーサイトへの登録”が72.9%と最も多く、“サイト内の買い物”の25.0%を大きく上回っている。

貯まったポイントの活用方法では、全体の48.9%のユーザーが換金の経験があり、商品の交換経験ありの34.7%を上回った。交換する商品でも金券・商品券が66.3%、電子マネーが31.7%と品物よりも金銭に近いものが好まれている。

一方、過去に利用していたが、現在利用していないユーザーにその理由を聞いたところ、“換金しにくい”が58.4%、“メール配信が多い”が39.1%、“交換商品に魅力がない”が33.3%となった。まったく利用経験のないユーザーが利用しない理由の1位は“ポイントサイトを知らない”が45.6%と多く、利用しないユーザーはポイントサイトそのものへの認知がないことが明らかになった。

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