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JASRAC、“楽曲使用料の免除”で能登半島の被災地を支援

2007年04月11日 17時00分更新

文● 編集部

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 3月25日に発生した能登半島地震。その被災者を支援するために、(社)日本音楽著作権協会(JASRAC)は11日、被災地におけるカラオケ店、レンタルCD店、旅館などを対象に、同社が管理する楽曲の使用料を免除することを決めた。期間は4〜6月で、該当する地域は以下のとおり。

石川県七尾市、輪島市、珠洲市、羽咋郡志賀町、
鹿島郡中能登町、鳳珠郡穴水町、鳳珠郡能登町

 該当地域であれば、店舗が全壊/半壊していなくても使用料が免除される。JASRACは2004年に発生した新潟県中越地震のときにも、楽曲使用料を免除し、寄付金を送ったことがある。

 同社広報によると、「免除は理事会で承認されたことで、JASRACの執行部だけでなく会員の意向でもある」とのこと。また「被災地域の皆さまにおかれましては、一日も早い復興を心からお祈り申し上げます」というコメントも出している。

 なお、「復興支援のためにチャリティーコンサートを行なうケースは免除されるのか?」と同社広報に問い合わせてみたところ、この場合は免除ではなく使用料の減額措置という扱いになるという。免除の条件については、JASRAC本部演奏部か開催地の支部で確認できるので、「歌で被災者を元気づけたい」という人は相談してみてはいかがだろう?


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