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バッファロー、無線LAN規格“WPS”の正式認証を受けた無線LANブロードバンドルーターなどを発売

2007年04月11日 17時35分更新

文● 編集部

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(株)バッファローは10日、無線LAN設定規格“WPS(Wi-Fi Protected Setup)”の認証を取得した無線LANブロードバンドルーター『WHR-G』、耐衝撃機構を備えた250GBのポータブルHDD『HD-PL250U2』を今月下旬に、AGPバスに対応するNVIDIA GeForce 6200搭載グラフィックスボード『GX-6200/A128D』を今月中旬に発売すると発表した。価格は順に1万500円(税別)、3万3800円(税別)、1万600円(税別)。

WHR-G

WHR-G

WHR-Gは、同社製品で初めて正式にWPSの認証を取得したIEEE 802.11b/g準拠の無線LANブロードバンドルーター。WPSはWi-Fiアライアンスが策定した無線LANの設定を簡単に行なうための統一規格で、同社の従来機種の中にはWPSに準拠した機能を持つものもあったが、Wi-Fiアライアンスの正式な認証を受けたのはWHR-Gが初めてという。

ワンボタンで無線LAN設定が行なえる同社独自の設定システム“AOSS”にも対応しており、AOSS対応機器同士であればWPS非対応でも容易に無線LAN接続のための設定が完了する。またネットワークプロトコル“LLTD(Link Layer Topology Discovery)”に対応し、Windows Vistaではアプレットを使ってネットワークの接続状態を画面上で確認できる。さらに音声やビデオのデータを優先して送信するデータ優先順位付け機能を備えた無線LAN規格“WMM(Wi-Fi multimedia)”および有線QoS機能に対応し、映像のストリーミング再生時などにおいても快適な視聴が行なえるという。

セキュリティー機能はWPA、WPA2、WPA/WPA2 mixed PSK、128bit/64bit WEP、Any接続拒否、プライバシーセパレーター、MACアドレスフィルタリングを備える。通信方式はインフラストラクチャーモードと、アクセスポイント間通信において電波を中継するリピーター機能を果たすWDS(Wireless Distribution System)モードに対応する。WANインターフェースは10/100BASE-TX(Auto MDI-X)、有線LANインターフェースは10/100BASE-TX(Auto MDI-X)×4を搭載している。

本体サイズは幅28×奥行き152×高さ140mm(スタンド、アンテナを含まず)。重量は約200g(スタンド、アンテナを含まず)。電源はACアダプター(AC100V)を利用し、消費電力は最大約3W。付属ソフトはユーティリティーソフト『エアナビゲータ』、無線LAN接続ソフト『クライアントマネージャ3』および『クライアントマネージャV』。付属ソフトの対応OSは、『エアナビゲータ』がWindows Vista/XP/2000/Me/98 SE、『クライアントマネージャ3』がWindows XP/2000/Me/98 SE、『クライアントマネージャV』はWindows Vistaのみ。

併せて、WHR-GとIEEE 802.11b/g準拠無線LANカードをセットにした『WHR-G/P』、IEEE 802.11b/g準拠USB接続型無線LANアダプターとセットの『WHR-G/U』、IEEE 802.11b/g準拠無線LANイーサネットコンバーターとセットの『WHR-G/E』の3機種を発売する。価格は順に1万1500円(税別)、1万1500円(税別)、1万7800円(税別)。

HD-PL250U2

HD-PL250U2

HD-PL250U2は、衝撃吸収材による“フローティング構造”と、衝撃を減少させる耐衝撃ボディー“バンパーボディ”を採用したUSB接続のポータブルHDDで、2月に発表された従来モデル『HD-PL200U2/UC』に比べて容量を250GBにしたのが特徴。USBケーブルを本体に巻きつけて収納できる“ケーブル巻付け収納機構”も従来同様採用している。

インターフェースはUSB 2.0/1.1を搭載。本体サイズは幅127×奥行き21×高さ83mm、重量は約225g。電源はUSBバスパワーを利用し、消費電力は2.5W。USBポートからの給電が弱い場合には標準添付のUSB-DC給電ケーブルを別のUSBポートに接続して、ACアダプターなしで利用できる。対応OSはWindows Vista/XP/2000Me、Mac OS X 10.2.7以降。対応機種はPC/AT互換機、Macintosh。

GX-6200/A128D

GX-6200/A128D

GX-6200/A128Dは、AGPスロット用のグラフィックスカードで、グラフィックスチップに米エヌビディア(NVIDIA)社のGeForce 6200を採用。ビデオメモリーは128MB搭載する。Windows Vistaでの動作も確認されている。

最大解像度は、デジタル(DVI)が最大1920×1200画素(WUXGA)、アナログRGBが最大2048×1536画素(QXGA)。インターフェースはDVI-I、アナログRGB出力(ミニD-Sub15ピン)、S-Video出力を装備し、アナログRGBとDVI-Iの同時出力が可能。本体サイズは幅165×奥行き15×高さ64mm(ブラケットを含まず)、重量は約140g。対応OSはWindows Vista/XP/2000。対応機種はPentium III以上のCPU(Windows VistaはPentium 4以上)と、128MB以上(Windows Vistaは512MB以上/Windows Aero使用時は1GB以上)のメモリーを搭載したPC/AT互換機。Low Profile対応ブラケット×2(ミニD-Sub15ピン用、DVI-I用)が付属する。

同時に、DVD±R書き込み20倍速/DVD±R DL書き込み10倍速に対応したATAPI接続の内蔵型DVDスーパーマルチドライブ『DVSM-H55N/B』、DVD±R書き込み18倍速/DVD±R DL書き込み10倍速に対応したシリアルATA接続の内蔵型DVDスーパーマルチドライブ『DVSM-X1218FBS/B』、容量が1TBのシリアルATA接続内蔵HDD『HD-H1.0TFBS2/3G』、単体で電卓としても利用できるUSB接続テンキーボード“BTK-UD02シリーズ”を4月下旬に発売すると発表した。価格は順に、8500円(税別)、オープンプライス(編集部による予想実売価格は7000円前後)、5万7300円(税別)、2650円。なおHD-H1.0TFBS2/3Gは受注生産品となっている。

DVSM-H55N/B。ベゼルがブラックの『DVSM-H55N/B-BK』もラインアップする

DVSM-H55N/B。ベゼルがブラックの『DVSM-H55N/B-BK』もラインアップする

DVSM-X1218FBS/B。ベゼルがブラックの『DVSM-X1218FBS/BB』もラインアップする

DVSM-X1218FBS/B。ベゼルがブラックの『DVSM-X1218FBS/BB』もラインアップする

HD-H1.0TFBS2/3G

HD-H1.0TFBS2/3G

BTK-UD02シリーズの3機種。左から順にカラーがシルバーの『BTK-UD02/SV』、ホワイトの『BTK-UD02/WH』、ブラックの『BTK-UD02/BK』

BTK-UD02シリーズの3機種。左から順にカラーがシルバーの『BTK-UD02/SV』、ホワイトの『BTK-UD02/WH』、ブラックの『BTK-UD02/BK』

併せて内蔵HDD、外付けHDD、ポータブルHDDなど計25製品の価格を11日に改定したと発表した。改定後の価格は同社ウェブサイトのプレスリリースで確認していただきたい。

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