(株)東芝は10日、ウェブ直販限定のノートパソコン“dynabook Satellite TXW”シリーズの“グラフィック強化モデル”など3機種を同日付けで発表した。従来モデルに比べてCPUとメモリーが高速化されるなど、スペックが強化されている。ラインナップはグラフィック強化モデル“dynabook Satellite TXW/69AW”、Core 2 Duo搭載モデル“dynabook Satellite TXW/67AW”、Celeron搭載モデル“dynabook Satellite TXW/66AW”の3機種。
“dynabook Satellite TXW/69AW”
dynabook Satellite TXW/69AW(PATW69ALN50W)は、グラフィックスチップに米エヌビディア(NVIDIA)社の“GeForce Go 7600”(ビデオメモリー256MB)を搭載し、グラフィックス性能を重視したノートパソコン。また、従来機種(同名で型番がPATW69ALN20W)のCore 2 Duo T7200-2.0GHzに対して、CPUにCore 2 Duo T7400-2.16GHzを採用したほか、メモリーにPC2-5300(DDR2-667)を1GB搭載する(同PC2-4200(DDR2-533) 1GB)など、高性能化を図った製品となっている。
そのほかのスペックは変わらず、液晶ディスプレーは、解像度1280×800ドットの15.4インチワイド“Clear SuperView”光沢液晶パネルを搭載する。本体の奥側にharman/kardon製ステレオスピーカーを内蔵する。そのほかには、チップセットにIntel 945PM Express、HDDには毎分5400回転(5400rpm)の120GB HDDを搭載。光学ドライブには、2層式DVD±R対応のDVDスーパーマルチドライブを内蔵する。
インターフェースはUSB 2.0×4(右側面×2、背面×2)、IEEE 1394、アナログRGB(ミニD-Sub15ピン)、S-Video出力、ヘッドホン出力、マイク入力などを装備している。
カードスロット類はPCカード(Type II)を1スロット備えるほか、メモリーカード用として“ブリッジメディアスロット”(SDメモリーカード/MMC/メモリースティック/メモリースティックPRO/xDピクチャーカード)を内蔵する。そのほかの主な仕様は以下の通り。
- dynabook Satellite TXW/69AW
-
HDD：120GB｜
通信機能：有線LAN(10/100BASE-TX)、無線LAN(IEEE 802.11b/g準拠)｜サイズ：幅360mm×奥行き267mm×高さ36.8mm｜重量：約2.8kg｜バッテリー駆動時間：約1.9時間(JEITA測定法1.0)｜OS：Windows Vista Home Premium
価格：21万9000円から
dynabook Satellite TXW/67AW
dynabook Satellite TXW/67AWは、TXW/69AWの下位モデルでCPUにCore 2 Duo T5500-1.66GHz、チップセットに945GM Express(グラフィックス機能はチップセット内蔵で、メインメモリーから256MBを共用)を搭載したノートパソコン。メモリーやHDD、液晶ディスプレーなどはTXW/69AWと同様。
本体サイズは幅360mm×奥行き267mm×高さ36.8mm、重量は約2.7kg。バッテリー駆動時間は約2.4時間(JEITA測定法1.0)。OSはWindows Vista Home Premiumをプレインストールする。価格は16万4800円から。
dynabook Satellite TXW/66AW
dynabook Satellite TXW/66AWは、TXW/67AWのCPUをCeleron M 440-1.86GHz、HDDを80GBに変更したモデル。バッテリー駆動時間は約1.7時間。OSはWindows Vista Home Premiumをプレインストールする。そのほかの機能はPATW67ALN20Wと同様。価格は13万2800円から。
