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雑音の多い環境でも音声認識が行なえる

ピートゥピーエー、音声認識の精度を向上させる技術を開発

2007年04月09日 17時58分更新

文● 編集部

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(株)ピートゥピーエーは9日、雑音の多い環境でも高い精度で音声認識が行なえる韻律解析システム“PA(Prosody Analyzer)技術”を開発したと発表した。

PA技術は、時間領域での音声波形特性に着目し、複数の会話がある中で音声認識するべき主会話を見つけ出す技術や、大きい声や小さい声などの従来は聴き取れなかった音声を聴き直す技術、突発音や雑音を聞き分けてカットする技術を開発したのが特徴。ほかには、データベースに収録された会話シナリオを参照して発話音声を判定する技術も開発したという。

今後は、オープンソースの音声認識ソフト『Julius』(ジュリアス)を応用した音声認識システムや、電話を利用した音声での自動応答機能、コミュニケーションロボットへの応用などといった音声アプリケーションの実用化を促進させていき、PA技術を近日発表予定の汎用音声会話プラットフォーム『VOICE CAIWA』に搭載していくという。

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