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“WコントラストAI”と新“IPSαパネル”を搭載

松下電器、ハイビジョン液晶テレビ“VIERA”『TH-32LX70』など2機種を発売

2007年04月02日 19時24分更新

文● 編集部

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松下電器産業(株)は2日、地上/BS/110度CSデジタルハイビジョン液晶テレビ“VIERA(ビエラ)”の新製品として、“LX70”シリーズ2機種を20日に発売すると発表した。32Vインチの『TH-32LX70』と26Vインチの『TH-26LX70』の2機種をラインアップする。価格はオープン。

“LX70”。左からリモコン、『TH-32LX70』、『TH-26LX70』

“LX70”。左からリモコン、『TH-32LX70』、『TH-26LX70』

『TH-32LX70』は、色再現範囲を従来品(LX60)より拡大し、HDTV規格の色再現範囲をほぼ全域カバーしているという32Vインチの新“IPSαパネル”を搭載したほか、上位モデル(LX75)と同様に映像シーン全体の立体感を高める“WコントラストAI”を搭載することで高画質システム“PEAKS(ピークス)”の強化を図っているのが特徴。“WコントラストAI”機能としては、1フィールドごとに映像の特徴を検出することで各シーンの画面内のコントラストを高められる“ダイナミックコントラストエンハンサー”と、1フィールドごとの映像の特徴に応じてバックライトの明るさを制御できる“インテリジェントバックライトコントローラー”を搭載している。同機能により、従来品(LX60)と比べてコントラスト比を従来機種の2倍となる約7000:1に高めたという。HDDレコーダーやAVアンプとの機器連動機能“ビエラリンク”も搭載されている。

また、SDメモリーカード(SDHC対応)に保存したデジタルカメラの画像をテレビ画面に出力できるハイビジョン“テレ写”機能(JPEG対応、スライドショー対応)を搭載しているほか、写真表示画面からリモコンの“カラーボタン”を押すだけで写真印刷も行なえる。

“テレビ番組ガイド(EPG)”は、地上/BS/CS110度デジタルと地上アナログに対応しており、テレビポータルサービス(株)のテレビポータル“アクトビラ”も利用できる。

液晶パネルの解像度は1366×768画素。スピーカーはフルレンジスピーカー(6×12cm)×2。スピーカーには竹素材の振動板を採用した“バンブーコーンスピーカー”を採用している。入力はHDMI(1080p対応)×2、D4端子、S2×3などのほか、パソコン(RGB)入力端子(ミニD-Sub15ピン)も装備する。本体サイズは幅791×奥行き248×高さ615mm(スタンド込み)、重量は約18kg。消費電力は126W(待機時消費電力は約0.1W)。

『TH-26LX70』

『TH-26LX70』

『TH-26LX70』は、26Vインチの新“IPSαパネル”を搭載した機種で、本体サイズが幅657×奥行き216×高さ525mm(スタンド装着時)、重量が14kg、消費電力が約93Wになる。そのほかの表示機能や入力端子、スピーカーなど基本仕様は32Vインチモデルと同等。

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