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サイボウズとインデックスHDが共同で新会社を設立、企業向けケータイサービスを拡充

2007年03月30日 20時56分更新

文● アスキービジネス編集部

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インデックス・ホールディングスとサイボウズは、共同出資新会社「ZINGA(ジンガ)株式会社」を設立した。新会社は企業向けの携帯電話サービスを展開する予定で、5月から携帯電話とPC向けのセキュリティサービスを開始する。


シンクライアント型セキュリティサービスを5月から開始


 新会社「ZINGA株式会社」の資本金は5000万円で、このうちインデックス・ホールディングス(インデックスHD)が90%、サイボウズが残りの10%を出資する。代表には、インデックスHDの取締役である大森洋三氏が就任する。

 ZINGAの事業内容は、(1)インターネット/モバイル/ブロードバンドコンテンツの企画・制作・配信と関連ソフトの製造・販売、(2)暗号技術を用いた個人情報の保管、(3)インターネットを利用した各種情報提供サービス――の3つ。第1弾として今年5月から、企業向けにPCと携帯電話の両方で利用できるセキュリティサービスを開始する。同サービスはインデックスが開発した独自技術を使い、端末を使用した後にデータや交信記録を残さない、シンクライアント型のサービスになるという。

 今回の新会社設立により、インデックスHDは携帯電話サービスの拡張と充実を、サイボウズは企業向け携帯サービスの拡充を目指すとしている。

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