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アニメーションタイプと定型タイプをラインアップ

凸版印刷、電子ペーパーPOPを販売開始

2007年03月30日 22時23分更新

文● 編集部

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凸版印刷(株)は30日、店頭での販促支援用として、アニメーションタイプと定型タイプの電子ペーパーPOPの販売を4月に開始すると発表した。法人向けに販売する。

定型タイプのイメージ

定型タイプのイメージ

利用されている電子ペーパーは、米イー・リンク(E Ink)社が開発した“反射型マイクロカプセル型電気泳動方式”を採用したのが特徴。透明電極を持つ樹脂基材の前面板にマイクロカプセルをコーティングし、電極を持つ背面板でマイクロカプセルをはさんだ構造を採用しており、電極に電圧をかけることでマイクロカプセル内の帯電した白と黒の顔料インクが移動し、白黒が反転するようになっている。

電子ペーパーPOPは、絵柄をカラー出力した透過型シートの背面にバックライトのように電子ペーパーを設置し、電圧をかけて点滅する電子ペーパーを絵柄に合わせて部分的にハイライトさせることで、アイキャッチャーとして利用できるのが特徴。

アニメーションタイプは、電子ペーパーを多彩に点滅させて、文字/絵柄をはっきりと変化させられるのが特徴。電子ペーパーPOPの形/サイズ/フレームなどはカスタマイズしたオリジナルのものを作成できるとしている。

定型タイプは、電子ペーパー全体を一度に点滅させることで、カラーシートの絵柄の明るさを変えられるのが特徴。カラーシートを交換するだけで表示させる絵柄を変更できるため、繰り返し利用できるという。

電池寿命は目安として、単3形アルカリ乾電池2本を利用して、3ヵ月~6ヵ月程度。電子ペーパーのサイズは定型タイプとして縦360×横240mmを用意しているが、これ以外のサイズでも別途相談に応じるという。

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