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LinuxベースのOSを搭載

クラムワークス、USB端子からブートできるUSBメモリー『BOOTPLUG-S1』を発売

2007年03月29日 16時09分更新

文● 編集部

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(有)クラムワークスは29日、小型/軽量のLinuxベースのOSを内蔵したUSBメモリー『BOOTPLUG-S1』を同日付けで発売すると発表した。価格はオープン。同社のオンラインショップでは1万2600円で販売する。

『OpenOffice.org 2.0』

『OpenOffice.org 2.0』

“リモートデスクトップ”

“リモートデスクトップ”

『BOOTPLUG-S1』

『BOOTPLUG-S1』

『BOOTPLUG-S1』は、Linuxカーネル 2.4をベースに開発した独自のOSを搭載したUSBメモリー。パソコンのUSBブート機能を利用して、約20秒(USB 2.0時)でOSが立ち上げられるほか、OS/アプリケーション/ユーザー情報を全てUSBメモリー内に内蔵しているため、パソコンのHDDに一切アクセスを行なわないのが特徴。搭載しているオフィスアプリケーション『OpenOffice.org 2.0』により、Word/Excel/PowerPointファイルの編集も行なえる。PCI用やCardBus用ネットワークカード経由のインターネット接続に対応しており、RealPlayerやFlash Playerをダウンロードして、動画/音声を再生することもできる。Windows Vista Business/Vista Ultimate/XP Professionalを搭載しているパソコンへ、遠隔地からネットワーク経由でログオンできる“リモートデスクトップ クライアント”を搭載しているほか、Citrix Presentation Serverを導入していれば、ICAクライアントの利用も可能。セキュリティー機能として、保存した全てのデータはAESで暗号化されるようになっている。USBブートに対応していないパソコンで起動するためのCDブートソフト『補助CD』が付属する。

インターフェースはUSB 2.0/1.1。容量は1GBで、利用できる保存領域は約730MB。消費電力は最大145mA。対衝撃性は1000G。本体サイズは幅58×奥行き16×高さ8mm、重量は約8g。対応機種はUSBブートに対応したPC/AT互換機。

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