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アダプテックがSAS/SATA HDDに対応したUnified Serial RAIDコントローラーを発表

2007年03月28日 21時17分更新

文● アスキービジネス編集部

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アダプテックは、PCI Express x4/x8インターフェイスのUnified Serial RAIDコントローラー 全5機種を発表した。SAS/SATA両方のHDDを同時に利用可能だ。4月上旬より店頭販売開始の予定。

「Unified Serial」を実現したRAIDコントローラー

 アダプテックといえば、SCSIホストアダプターのベンダーとして大きなシェアを誇っており、特にエンタープライズ向けでは圧倒的とも言える。米アダプテック データ保護ソリューショングループ ブランド・プロダクト・ディレクターのスラッシュ・パニカー氏は、この幅広く認知されたブランド力を「Trusted Storage」と表現する。加えてPCI、PCI-X、PCI Expressの各インターフェイスに対応した幅広いラインナップ、そしてHDD、マザーボード、シャーシの各ベンダー間で構成するエコシステム、この3点がアダプテックの強みであると説明する。

米アダプテック データ保護ソリューショングループ ブランド・プロダクト・ディレクター スラッシュ・パニカー氏
米アダプテック データ保護ソリューショングループ ブランド・プロダクト・ディレクター スラッシュ・パニカー氏

 今回、同社が投入したのは、「Unified Serial」つまり、ドライブ単体の性能が高いSAS(Serial Attached SCSI)と、コストが低く大容量を実現できるSATA(Serial ATA)の2種類のHDDを混在させて利用可能なRAIDコントローラーである。

安価なSATA、高性能なSASを混在させることで、さまざまな用途に対応可能なUnified Serialアーキテクチャ
安価なSATA、高性能なSASを混在させることで、さまざまな用途に対応可能なUnified Serialアーキテクチャ

 ラインナップは全部で5種類で、各4、8、12、16の内部ポートを備えた製品「Adaptec RAID 3405」、「Adaptec RAID 3805」、「Adaptec RAID 31205」、「Adaptec RAID 31605」と、外部に8ポートを備えた製品「Adaptec RAID 3085」がある。アダプテックのRAIDファームウェア「ARC」(Adaptec RAID Code)を備え、ホットスペア領域を分散したRAID-5EE、HDDが2台同時に故障してもデータを保護できるRAID-6、3台以上の奇数台のHDDでミラーリング可能なRAID-1Eなど、さまざまな構成のディスクアレイを組むことができる。

ポート数などの違いにより、全部で5種類からなるラインナップ
ポート数などの違いにより、全部で5種類からなるラインナップ
Adaptec RAID 3805(左)、Adaptec RAID 3405(右)
Adaptec RAID 3805(左)、Adaptec RAID 3405(右)

 Windows Vista/2003 Server/XP、Red Hat Enterprise Linux 4.0/5.0、SuSE Linux ES 9.0/10.0など、幅広いOSをサポートし、デバイスドライバーが用意されているほか、コマンドラインもしくはGUI(FreeBSDを除く)の管理ツールが提供される。

 販売開始は4月上旬を予定している。価格はオープンプライスだが「シリアルATA対応製品並み」(パニカー氏)の実売価格になるという。

既存の投資を有効活用するUltra320 SCSI対応製品「Adaptec 29320LPE」

 上記の製品に加えて、PCI Express x1に対応したUltra320 SCSIホストバスアダプタ「Adaptec 29320LPE」も発表された。エンタープライズ向けストレージがSASおよびSATAへ移行しつつある今、パラレルSCSIのアダプタを投入する理由は、既存のバックアップ用テープドライブを接続するためだという。

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