国内外の270社・750小間(うち海外は55社・37小間)が出展するという、史上最大規模のアニメーションの祭典“東京国際アニメフェア2007”(略称:TAF)が22日に開幕した。会場は東京・有明の国際展示場(東京ビックサイト)の東1~3ホール。主催は東京国際アニメフェア実行委員会。22、23日のビジネスデーに続いて、24日と25日は一般来場者も入場できるパブリックデーとなっている。
ルパン三世の愛車“ベンツSSK”が登場!
鉄腕アトムやピカチュウといった国民的人気キャラクターをはじめ、劇場公開作品“超劇場版 ケロロ軍曹2 深海のプリンセスであります!”を公開中のケロロ軍曹、実写版映画の公開に合わせて4月にはTVアニメもスタートする“ゲゲゲの鬼太郎”、さらにはルパン三世の愛車“ベンツSSK”の実車が展示されていたりと、おなじみのキャラクターが会場のあちこちに見られる。
宮崎 駿監督の新作アニメーションで、金魚姫を主人公とした“崖の上のポニョ”(来夏公開予定)の制作を発表したばかりの(株)スタジオジブリでは、文化庁メディア芸術祭アニメーション部門で優秀賞を受賞したロシアのアレクサンドル・ペトロフ(Aleksandr Petrov)監督の“春のめざめ”の原画展を行なっていた。
会場のあちこちでは、この4月の番組改編に合わせて登場する新作キャラクターのコスプレをしたコンパニオンが熱心にアピールしていた(関連記事)。キャラクターを展示するだけに空き足らず、(株)ガイナックスの“天元突破グレンラガン”のようにキャラクターのスーツを実際に動かして(?)いるブースもあった。(株)ブロッコリー&(有)グッドスマイルカンパニーのブースでは、壁面全体に数々のキャラクターのフィギュアが展示されていた。