(株)ウィルコムと京セラ(株)は20日、京セラ製のPHS音声端末『WX310K』の一部で充電動作の不具合が発生することを確認したと発表した。対象機種については、無償で良品と交換する。
不具合が発生するWX310Kは、今年1月から2月にかけて生産された中の4058台。専用の充電器およびUSBケーブルで充電する際に、正常な充電動作が行なわれず、“充電できない”“充電が終了してもサブLCDが消灯しない”などの現象が発生するという。なお、不具合が発生しても通話やメールなどの機能には影響がない。
不具合の原因は、端末内部にある充電制御ICの取り付けが不十分であったためという。対象の機種を持つユーザーについては、ウィルコムからダイレクトメールで通知される。
なお、現在販売されているWX310Kについては、この問題は発生しないという。