トミー(現タカラトミー)のおもちゃとしてスタートしたゾイドだが、壽屋とのコラボレーションで造形にこだわった製品が登場している。それが壽屋版プラスチックモデル「シールドライガー」だ。その「シールドライガー」を使ったイベントが、コトブキヤ 秋葉原店で15日から行われている。
ゾイドといえば、タカラトミーが発売している動物や恐竜のフォルムをした機械のおもちゃとして有名だ。ゼンマイ、モーターなどの動力で動き、自分で組み立てるという模型としての要素も楽しめることから人気を得た。おもちゃとしての歴史は途中途絶えた時期があったが、復活を遂げた後にはTVアニメにもなり、複数のシリーズが作られたほど。そのまま現在も販売される長寿シリーズとなっている。
コトブキヤでは、“ゾイドフェア”の一貫で“社内シールドライガーフェスティバル2007”というタイトルで、同社のスタッフが製作した約70体のオリジナルシールドライガーをショーケースに展示している。作品は、色を塗り替えたものから、原型をとどめていないようなものまで様々。展示には制作者と作品のコメントが書かれているので、一つ一つをじっくりと眺めるだけでも楽しい。見ていると自分でも改造したくなってくるが、「さすがメーカーのスタッフ」と思わせるハイレベルな作品も多く、その腕前には驚かされる。
このイベントは期間限定となっており、秋葉原店では21日まで開催されている。続いてラジオ会館店で24日~4月1日まで、その後は日本橋店で4月7日~4月15日まで展示が行われる。期間中には、改造に使えるシールドライガー用オリジナルメッキパーツの販売や景品が当たるアンケート抽選会も実施。ちょっとした個性をもつシールドライガーを作るチャンスだ。なお、カスタムパーツの販売は同社のウェブサイトでも実施している。