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個性豊かな「シールドライガー」がコトブキヤ 秋葉原店で一斉展示

2007年03月16日 00時00分更新

文● 師 忍

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 トミー(現タカラトミー)のおもちゃとしてスタートしたゾイドだが、壽屋とのコラボレーションで造形にこだわった製品が登場している。それが壽屋版プラスチックモデル「シールドライガー」だ。その「シールドライガー」を使ったイベントが、コトブキヤ 秋葉原店で15日から行われている。

ショーケース内にぎっしりと並んだカスタムシールドライガー。多くはシールドライガーとわかるのだが、一部原形をとどめていないものも

 ゾイドといえば、タカラトミーが発売している動物や恐竜のフォルムをした機械のおもちゃとして有名だ。ゼンマイ、モーターなどの動力で動き、自分で組み立てるという模型としての要素も楽しめることから人気を得た。おもちゃとしての歴史は途中途絶えた時期があったが、復活を遂げた後にはTVアニメにもなり、複数のシリーズが作られたほど。そのまま現在も販売される長寿シリーズとなっている。

シールドライガー

ゾイドフェアのベースモデルとなった「シールドライガー」。アニメではシールドライガーがベースになった「ブレードライガー」が主人公機となったこともあり、人気が高い。代表的な青いボディ以外に、砂漠仕様もラインナップされている

 コトブキヤでは、“ゾイドフェア”の一貫で“社内シールドライガーフェスティバル2007”というタイトルで、同社のスタッフが製作した約70体のオリジナルシールドライガーをショーケースに展示している。作品は、色を塗り替えたものから、原型をとどめていないようなものまで様々。展示には制作者と作品のコメントが書かれているので、一つ一つをじっくりと眺めるだけでも楽しい。見ていると自分でも改造したくなってくるが、「さすがメーカーのスタッフ」と思わせるハイレベルな作品も多く、その腕前には驚かされる。

アニメ版を意識したカラーリングやブレードライガーに改造したモデル

二足歩行にまでカスタマイズされたシールドライガー。これを見て、すぐにシールドライガーとわかる人は、かなりのツワモノだ

 このイベントは期間限定となっており、秋葉原店では21日まで開催されている。続いてラジオ会館店で24日~4月1日まで、その後は日本橋店で4月7日~4月15日まで展示が行われる。期間中には、改造に使えるシールドライガー用オリジナルメッキパーツの販売や景品が当たるアンケート抽選会も実施。ちょっとした個性をもつシールドライガーを作るチャンスだ。なお、カスタムパーツの販売は同社のウェブサイトでも実施している。

社長出品

社長自らもカスタムモデルを出品。コーポレートカラーのグリーンをベースにロゴまで入っている

それ以外にも個性豊かなカスタマイズ。ミリタリー色を強化してみたり、かわいらしさをアピールしてみたり色々な方向のカスタムが見られた

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