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NTTドコモ、法人向けの情報漏えい対策モデル『F903iBSC』を19日に発売

2007年03月14日 20時58分更新

文● 永島和夫

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(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモとNTTドコモグループ8社は14日、2006年11月に発売された『F903i』をベースにセキュリティー機能を強化した法人向けFOMA携帯電話機『F903iBSC』を、今月19日に発売すると発表した。カメラを非搭載にしたほか、情報漏えいにつながる機能を排除している。

F903iBSC

FOMA『F903iBSC』。カラーはこの“Nero”のみ

F903iBSCは富士通(株)製の法人向けFOMA携帯電話機。情報漏えいや業務外利用対策として、外部接続に関する機能の一部を無効化している。カメラ機能はもちろん、外部メモリー機能、赤外線通信機能、おサイフケータイ機能、USB経由でのデータ通信なども利用できず、電話帳の登録件数も最大101件までを制限している。

さらに、4月に提供開始予定の“遠隔データ初期化機能”に対応し、紛失時には専用窓口に連絡することで、NTTドコモ側から端末に対して各種データの初期化ができる。そのほか、閉じるだけで操作のロックがかかる“開閉ロック”や、指紋認証機能なども搭載している。

また、業務外の利用を防ぐため、音楽プレーヤーを始めとしたエンターテイメント機能を排除し、プレインストールのiアプリもゼロとなっている。

本体スペックは、ディスプレーに約2.4インチQVGA(240×320ドット/26万2144色表示)液晶パネルを採用。連続通話時間は約160分、連続待受時間は静止時で約540時間、移動時で約380時間。本体サイズは幅50×厚さ24×高さ102mm、重さは約131g。カラーは“Nero(黒)”の1タイプとなっている。

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