サイオステクノロジーは、Solarisを搭載したSPARCベースのサーバで動作しているアプリケーションを、Linuxサーバへ移行するサービス「Virtual LSS Solaris 2 Linux」を3月12日から開始する。
Solaris環境のアプリをx86サーバ上のLinuxへ移行する「Virtual LSS Solaris 2 Linux」
サイオステクノロジーは、Solarisを搭載したSPARCベースのサーバで動作しているアプリケーションを、Linuxサーバへ移行するサービス「Virtual LSS Solaris 2 Linux」を開始する。
長期間使用されているSolaris/SPARCサーバをリプレイスする際に、初期導入、運用コストを低く抑えることのできるx86ベースのLinuxサーバへの移行を要望するユーザーが増えているという。Virtual LSS Solaris 2 Linuxは、このような需要に対応し、新規顧客の獲得を目指して投入される。Virtual LSS Solaris 2 Linuxの内容は、以下の3通りが用意されている。
サービス内容 | 概要 | 料金 |
---|---|---|
診断サービス | 使用しているSolaris用アプリケーションが、Linuxサーバ上で動作可能かどうかの診断を行なう | 10万円~ |
移行サービス | 移行可能なアプリケーションの移行作業(カスタマイズを含む)を行なう(診断サービス実施が前提) | 20万円~ |
コンサルティング システム移行サービス |
大規模なシステムの移行計画に対するコンサルティング、計画策定、移行作業を行なう(診断、移行サービス実施が前提) | 50万円~ |
Virtual LSS Solaris 2 Linuxは、米Transitive社が開発し、国内ではネットワールドから提供されている「QuickTransit for Solaris/SPARC to Linux」を使用している。QuickTransit for Solaris/SPARC to Linuxは、SPARC搭載機のアプリケーションをx86マシンのLinuxで動作させるバイナリ・トランスレータである。