『W52T』は、KDDI(株)より2月16日に発売された(株)東芝製の“全部入り”のハイスペック携帯電話機だ。auのあらゆるサービスに対応し、どのキャリアーのどの機種と比べても、機能面では見劣りしない。最大の注目は、ケータイ最大級の3インチ液晶パネル。ワイドVGA(480×800ドット)で、一般的なQVGA液晶(240×320ドット)の5倍の情報を表示できる。今回は、そんな大画面液晶を中心にW52Tの魅力を探っていきたい。
W52Tのインターフェース
大画面搭載機種では、縦向きに加えて横向きでもコンテンツを楽しめるかがポイントになる。W52Tでは、機能によって横全画面表示やVGA表示に対応しているものと、そうでないものとがある。まとめると以下のようになる。
- 横全画面表示に対応するもの
- ワンセグ
- デジタルラジオ
- LISMOビデオクリップ
- PCドキュメントビューアー
- 横全画面表示に対応しない主なもの
- PCサイトビューアー
- EZナビウォーク
- EZ助手席ナビ
- 3Dゲーム(プレインストールの『ロストプラネット』)など
- VGA表示に対応する主なもの
- PCサイトビューアー
- EZナビウォーク
- EZ助手席ナビ
ワンセグやPCドキュメントビューアーは縦画面でも横画面でも楽しめるが、PCサイトビューアーやEZナビウォークは縦画面表示のままということになる。次ページでは、W52Tのウリであるワンセグと大画面液晶パネルについて一本釣りしていく。