(株)アイ・オー・データ機器は28日、22インチワイド液晶ディスプレーTV『LCD-AD221XB、XW』と、19インチワイド液晶ディスプレー『LCD-AD192XB、XW』を発表した。いずれもWindows Vistaでの動作を保証した“Certified for Windows Vista”のロゴを取得している。
LCD-221XB、XWは、最近人気の高い20~22インチ級のワイド液晶パネルを採用した液晶ディスプレーである。XBがブラック、XWがホワイトのカラーリングとなっている。解像度は縦横比16:10の1680×1050ドットで、1280×1024ドット(SXGA)の液晶ディスプレーを横に伸ばしたような解像度となる。同社ではSXGA解像度の液晶ディスプレーからの置き換えに適するとしている。入力端子類としては、HDCP対応DVI-D入力とアナログRGB入力の2系統の入力端子を備えており、市販のBlu-rayディスクプレーヤーやHD DVDプレーヤーをデジタル接続することも可能だ。
“Certified for Windows Vista”のロゴを取得しており、Windows Vistaへの対応が保証されている。またゲーム用途には欠かせない機能ともいえる“アスペクト比固定”の拡大表示機能を備えている。
液晶パネルはコントラスト比800:1、最大輝度300cd/m2、上下視野角170度、左右視野角178度、応答速度5msの性能を備える。ディスプレー本体は、サイズが幅505×奥行き219×高さ422mm、重量6.2kg(いずれもスタンド装備時)となっている。スタンドのチルト角度は上20度、下5度。3.0W×2のステレオスピーカーも内蔵する。
価格はオープンプライスで、予想実売価格は4万9800円。出荷時期は3月下旬の予定。
19インチワイドタイプの液晶ディスプレー『LCD-AD192XB、XW』は、21日に発表された『LCD-AD191X2』の液晶パネルを、光沢のないノングレアタイプにしたバージョンとも言える製品である。
液晶パネルの解像度は1440×900ドット。HDCP対応DVI-D入力と、アナログRGB入力の2系統の入力端子を備えている。アスペクト比固定の拡大表示機能を備える。
液晶パネルの仕様は191X2と若干異なる。コントラスト比800:1、最大輝度300cd/m2、上下左右視野角170度、応答速度5msである。サイズは幅439×奥行き193×高さ355mm、重量4.7kg(いずれもスタンド装備時)となっている。スタンドのチルト角度は上20度、下5度。1.5W×2のステレオスピーカーも内蔵する。
訂正:掲載当初、LCD-AD192XB、XWの最大輝度を330cd/m2と記載していましたが、同社より訂正があり、正しくは300cd/m2でした。ここに訂正いたします。(2007年2月28日)
価格はオープンプライスで、予想実売価格は3万9800円。191X2とは価格帯もほぼ同じとなっている。出荷時期は3月下旬の予定。