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【Second Life放浪記】

ネットに誕生したもうひとつのアキバを散策!

2007年02月24日 19時57分更新

文● 北村

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 米リンデンラボ社が開発した「Second Life」は、世界330万人以上が参加する巨大な3D仮想世界として注目を集めている。見た目はオンラインゲームに近いが、「Second Life」はオンラインゲームとは違い、倒すべき敵やクエストなどが設定されていない。この仮想世界内で何をやるかはユーザー次第。ひたすら仮想空間内の名所巡りをしてもいいし、内蔵された3Dモデリングツールで物を生産し、それを人にあげたり売ったりもできる。実際に「Second Life」内にあるもののは、キャラクターの衣服から建築物まで、ほとんどのものがユーザーが製作したものなのだ。編集部は、この仮想空間に“Akiba”という日本人居住区が出来たことを聞きつけた。Akibaとあっては我々アキバ班も黙ってはいられない。さっそくネット内に構築された、もうひとつのアキバを探索してみようじゃないか。

タイトル画面 米リンデンラボ社が開発した3D仮想世界「Second Life」。トヨタ、日産、IBM、DELL、アディダス、ロイターなど大手企業の進出が相次ぎ、最近もスウェーデン政府が大使館の開設を発表し話題となった

キャラを作るも自分の名字がない!

 プレイするにあたって、まずはアカウントを登録しなければならない。公式サイトの“JOIN NOW”をクリックしてアカウント作成画面を呼び出そう。名前、生年月日、メールアドレスなどを打ち込めば登録できる。なお、「Second Life」内のアバター(キャラクタ)名の付け方には少々癖がある。ファーストネームは自由に決められるのだが、ラストネームは選択肢の中からしか選べないのだ。日本人ぽい名字をざっと探してみたが

名前選択
Suzuki、Nakata、Kurosawaなど、外国人でも知っているような名字は見当たらない。それにしても、Korobaseという名の人は現実世界にいるのだろうか?

Kamachi
Koba
Kohime
Korobase(転ばせ?)
matova(しかもbではなくv)
morigi
Nishi
Watanabe
Yoshikawa


と、ごくわずかしかなかった。自分の名前でプレイしたいという人もいるだろうが、「Second Life」で送る第2の人生は、本来の人生とはまったく違う道を歩んで欲しいということなのだろう。残念だがここは決められた選択肢の中から選ぶしかない。どれにしようか悩んでいると“Flanagan”という名字に目が留まった。フラナガンといえば、“ブーン”をまず連想するという人はバリバリのガンダム世代だ。かくいう筆者がそうなのだが。ということで、アバター名は“Boone Flanagan”に決定した。もちろん名前は、シャアの副官で、水中モビルアーマー「グラブロ」のパイロットでもあったフラナガン・ブーンに由来する。まぁ、深夜に考えついた名前なんてこんなものである……。

 次は外見だ。アバターの外見は12種類から選べる。ここでは迷わずホスト風の“NIGHTCLUB - MALE”をチョイスした。せっかく第2の人生をスタートさせるのだから、イケメンに越したことはない。ちなみに、選択画面には日本人受けしない、いわゆる“洋ゲー顔”が並んでいるが、見た目はあとで自由に変えられるので、ここで悩む必要はあまりない。「Second Life」では整形はおろか、性転換や、悪の秘密結社による改造手術などが容易に行なえるからだ。

アバター選択 ホスト風の“NIGHTCLUB - MALE”をチョイス。ガンダムで登場したフラナガン・ブーンは脂がのった中年オヤジだろう!というツッコミが入りそうだが、せめて仮想空間内では“モテ男”でいさせてほしい

 アカウントには無料の“ベーシック”と、月額費用($9.95/月)のかかる“プレミアム”がある。前者は「Second Life」内の土地を所有出来ない代わりに完全無料。後者は、土地所有権があるうえに、毎週一定額のネット内通貨が支給される。今回はAkiba観光が目的なので、費用のかからない“ベーシック アカウント”を取得することにした。最後にクライアントソフトをダウンロードし、インストールすれば準備完了だ。いよいよ第2の人生がスタートする!


“Boone Flanagan”大地に立つ!

 まず最初に降り立った地は“Orientation Island”と呼ばれる島。どうやらここで操作方法などを覚えられるようだ。が、画面にはズラズラと英語が表示されるばかりで頭が痛くなってくる。適当にキーを押しているうちに、標準的なオンラインゲームと同じく、矢印キーもしくはW/S/A/Dキーで移動し、エンターキーでチャット入力できることが直感的に分った。さらに、画面下部にある“Fly”ボタン、もしくはFキーを押すと空を飛べるようだ。「Second Life」では、突然スライムが出現したり、魔物が襲ってきたりすることがない。武器防具を調達したり、魔法を覚えることもないので、とりあえず移動方法さえわかればなんとかなるだろう。チュートリアルは飛ばして、さっさとAkibaに移動することにする。ちなみにこの島でチュートリアルを進めると、着替えの方法や視点移動の方法などが理解できる。時間のある人は一通りの操作方法を覚えておいたほうがいいだろう。

「Second Life」デビュー 英語嫌い
仮想世界に降り立った“Boone Flanagan”。隣にいる女性も生まれたばかりのアバターなのだろうか?とりあえず、“Click Me”と書かれたアイコンをクリックしてみると、ウインドウが開き英語が表示された。英語嫌いな筆者には頭が痛い
性転換 フライト
目の前にある女性の看板をクリックすると、自分の姿がその女性そっくりになってしまった。いきなり性転換手術の洗礼を受け驚くが、それ以上に顔が不細工なのがショック。元の姿に戻す方法がわかるまでしばらく呆然とする「Second Life」ではマンガのように自由に空を飛べる。しかも飛んでいるほうが移動速度が格段に速い。ただし、調子に乗って高速移動していると3D酔いを起こしやすいのが難点

もうひとつの秋葉原がここに!

 「Second Life」の住人は、空を飛べるだけでなく、テレポーテーションの超能力を生まれたときから標準装備している。土地間の移動は主にこの超能力を利用することになる。さっそく“Akiba”で検索をかけ、ヒットした“-=Akiba=- MagSL Tokyo Japan”にテレポートしてみよう。

検索 画面下にある“Search”をクリックし、検索欄に“akiba”と入力する。検索結果から“-=Akiba=- MagSL Tokyo Japan”を選択し“Teleport”ボタンを押す

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