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秋葉原の同社ショールームで新製品の内覧会を開催

ラトックシステム、USBオーディオアダプターやワイヤレスヘッドホンなどを発表

2007年02月08日 20時17分更新

文● 編集部

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ラトックシステム(株)は8日、東京・秋葉原の同社ショールームに関係者を集め、同社が発売を予定している新製品の内覧会を開催した。

同日付けで発表した製品のラインアップは、ワイヤレスデジタルオーディオアダプターセット“REX-link”の新製品である『REX-Link2』とワイヤレスデジタルヘッドフォンセット『REX-WHP2』のほか、Macintosh専用のパソコン自動切り替え器『REX-220CUDP』、リムーバブルHDDケース『SA-DK2EU-R』の4製品。『REX-Link2』と『SA-DK2EU-R』を2月下旬に発売し、『REX-220CUDP』と『REX-WHP2』を3月下旬に発売する。

非圧縮で伝送できる独自の伝送方式を採用したワイヤレスオーディオアダプタ

『REX-Link2』

『REX-Link2』

『REX-Link2』は、無線周波数帯に2.4GHz帯を利用し、音楽データを一切圧縮しない非圧縮方式(リニアPCM)と独自の伝送方式を採用しているのが特徴。通信距離は見通しで最大10m。

受信機には、オーディオ出力端子として光デジタルとアナログ兼用の端子が装備されており、受信したデジタルデータを、スピーカーなどのオーディオ機器に接続して再生できる。アナログ出力(ラインアウト)と光デジタル出力(S/PDIF、44.1kHz/16bit、2ch)が可能。電源はAC100Vで、付属のACアダプター(DC5V)を利用する。消費電流は通信時が58mA、非通信時(LED点灯)が63mA、非通信時(LED消灯)が51.2mA。本体サイズは幅57×奥行き45.8×高さ86.2mm、重量は50g。

送信機(CR2-TXB01)は、USB 1.1に対応し、バスパワーで動作する。USBポートに接続した送信機はUSBオーディオデバイスとして認識され、専用ドライバーなどは不要となっている。消費電流は通信時が81.5mA、待機時が90mA。本体サイズは幅20×奥行き69×高さ8.4mm、重量は10g。

対応機種はPC/AT互換機、PC98-NX、PowerMac G5/G4/G3、PowerBook G4/G3、MacBook/Pro、iMac/iBook/eMac/Mac mini。対応OSはWindows Vista/XP/2000/Me/98 SE、Mac OS X 10.1以降、Mac OS 9.2.2以降。価格は『REX-Link2』が1万7800円(税別)。

『REX-WHP2』

『REX-WHP2』

『REX-WHP2』は、2.4GHzのデジタル転送方式に対応したUSB 1.1接続の送信機(CR2-TXB01)とワイヤレスヘッドフォン(REX-WHP2)をセットにした製品。ヘッドフォンは口径30mmのネオジムマグネットとCCAWボイスコイルのドライバーユニットを採用した密閉型となっている。ハウジング部分にヘッドホンアンプを搭載し、ヘッドホンを装着したまま耳元で音量の調整が行なえる。重量は約160g。ともに内蔵したリチウムイオンポリマー電池を電源として利用し、約17時間の連続再生が可能。充電時間は3時間。

送信機はオーディオ入力端子としてUSB 1.1を装備する。通信距離は最大10m。本体サイズは幅20×奥行き69×高さ8.4.0mm、重量は約10g。対応機器は、対応OSは、Windows Vista/XP/2000/Me/98 SE、Mac OS X 10.1以降、Mac OS 9.2.2以降。対応機種はUSBポートを搭載したPC/AT互換機、Macintosh。価格は3万1800円(税別)。

『REX-220CUDP』

『REX-220CUDP』

『REX-220CUDP』は、1組のキーボード/ディスプレー/マウスで2台のMacintoshを利用するための切り替え器。切り替え器本体に切り替えボタンを装備しているほか、任意のファンクションキーに指定できるホットキー、ディスプレー上に表示される“ホットスイッチ”での切り替えに対応している。パソコンのスリープ時に、もう一方のパソコンに自動的に切り替える設定も行なえるという。

ディスプレーインターフェースはDVI-D(24ピン)とDVI-I(29ピン)に対応し、1920×1200ドットの解像度までサポート。キーボードとマウスはUSB接続に対応。電源はUSBバスパワーを利用し、本体サイズは幅96×奥行き70×高さ24mm、ケーブル長は1.2m。

対応機種は、Power Mac G5/G4、Mac mini、MacBook Pro、PowerBook G4。対応OSは、Mac OS X 10.4.1/10.3.x以降、Mac OS 9.2.x。価格は1万5800円(税別)。

『SA-DK2EU-R500』

『SA-DK2EU-R500』

『SA-DK2EU-R500』は、eSATA/USB 2.0に対応した3.5インチHDD用ケースを2つ内蔵できるリムーバブルHDDケース。RAID 0/1に対応しているほか、電源を切らずにHDDトレイを抜き差しできるホットスワップ機能に対応しているのが特徴。RAID 1ディスク障害発生時には、自動的に障害発生ディスクを切り離し、正常なディスクに切り替え、障害が発生したディスクを新しいディスクに交換するだけで、自動的にディスクが再構築される“オートリビルド機能”を搭載している。転送速度はeSATAで3Gbps、USB 2.0で480Mbps(理論値)。

インターフェースはeSATA、USB 2.0/1.1に対応する。本体サイズは幅190×奥行き270×高さ165mm、重量は4.3kg。価格は6万9000円(税別)。

HDDが未搭載モデル『SA-DK2EU-R』のほか、交換用HDD『SA-35TRA-LG250』も発売する。価格は『SA-DK2EU-R』が4万2500円、『SA-35TRA-LG250』が1万7800円(税別)。

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