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「Web2.0時代のグループウェア」 アジェンダ、コラボレーション機能を重視した「GRESSO」を4月発売

2007年02月06日 22時15分更新

文● アスキービジネス編集部

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アジェンダは、企業向けWebグループウェア「GRESSO」を4月に発売すると発表した。コラボレーション機能とAjax対応のUIが特徴で、「Web2.0時代のグループウェア」を標榜する製品だ。

掲出当初、3月12日発売としましたが、アジェンダより「一部機能で十分な性能が実現できないため4月に延期する」との発表があったため、修正しました。(2007年3月8日)

Ajaxの採用でドラッグ&ドロップ操作も実現

 「GRESSO」は、スケジューラ/電子掲示板/共有ブックマーク/ファイル共有/顧客管理などの豊富な機能を備えたWebベースのグループウェア。トラックバックやタグによる分類など、社員間の情報の蓄積・活用機能を随所に盛り込んだ。また、ドラッグ&ドロップでスケジュールの追加やカスタマイズができるAjaxインターフェイスなど、操作性にも配慮している。

「GRESSO」のホーム画面。ユーザーごとのカスタマイズにも対応する。

「GRESSO」のホーム画面。ユーザーごとのカスタマイズにも対応する。

 社員ごとのポータルとなるホーム画面には、個人のスケジュールやToDoリスト、RSSリーダーに加えて、掲示板への新着書き込みや伝言メモ、他のメンバーのプレゼンス情報などを表示。各情報は15分ごとに自動更新されるため、常に最新の社内の情報を確認できる。

 ToDoやアラーム機能を統合したスケジュール機能は、予定の追加や更新をダブルクリックで直接入力・編集することが可能。充実した印刷機能も備えており、予定表や施設予約の状況を紙に印刷して配布できるのも特徴だ。

 取引先の連絡先や担当者などの情報を集約する顧客管理機能は、行動計画リストや案件進捗管理機能も備え、簡易的なSFA(営業支援システム)としての利用を実現する。また、ファイル共有では、バージョン管理機能や編集中の文書の上書きを禁止するチェックイン機能も搭載し、社内の文書管理に活用することが可能となっている。

 セキュリティ面では、指定したIPアドレス以外からのアクセスの制限、ファイルごとの閲覧・書き込みなどのアクセス権限の設定に対応。ユーザーの操作ログの保存や自動バックアップ機能も標準で搭載する。

 サーバの対応OSは、Windows XP Professional SP2/2003 SP1。対応WebサーバはIIS 5.1以上。クライアント側の対応ブラウザは、Internet Explorer 6.0 SP2/Netscape 7.1/Opera 8.0/Firefox 1.5/Safari 1.2。

 価格は、16万7580円/10ユーザーからで、10ライセンス単位で購入可能。2年目以降は更新ライセンス(3万2550円/10ユーザー~)が別途必要となる。なお、同社のWebサイトには60日間無償で利用できる試用版を用意する予定だ。

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