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日立金属工具鋼、アシストのSFAシステム「ウェブハロー」を100%導入

2007年02月06日 11時00分更新

文● アスキービジネス編集部

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アシストは、同社が販売する営業支援システム(SFA)「ウェブハロー」が、日立金属工具鋼の営業支援システムに採用され、100%の利用率を達成したと発表した。

日本の営業スタイルに適したSFAシステムで平均年齢43歳の現場にも浸透

 日立金属工具鋼は、工具鋼を販売する専門商社として2004年、メーカー特約店3社の営業機能が統合する形で誕生した。その設立経緯から、設立当初不明瞭だった営業情報の「見える化」を実現し、営業力の強化が課題だったという。特に同社の顧客層は大企業から町工場まで幅広く、顧客に密着した営業活動の展開が求められていた。

 これらを解決する営業支援システムを検討した結果、(1)インターフェースが分かりやすく、平均年齢43歳の営業担当者でも直感的に使えること、(2)「案件起点」ではなく「顧客起点」であること、(3)日本的営業スタイルの要素を持ち、機能に過不足がないこと――を評価し、「ウェブハロー」の導入を決めたという。

 同社では2005年9月の導入から全社展開を進め、現在、システムの利用率は100%を達成し、課題だった営業情報の見える化を実現したとのこと。今後は、蓄積された営業情報を分析する仕組みをつくり、営業戦略の立案に活用していく予定だ。


 「ウェブハロー」は、インテグラート・ビジネスシステムが開発した営業支援システム(SFA)。日本の営業に共通する要素をパッケージ化し、ワンファクト・ワンインプット(1訪問1入力)をコンセプトに、最小限の入力で営業情報を蓄積できる仕組みが特徴。KDDIでは3000名の営業部隊が利用するなど、大規模運用の実績を持つ。対応OSはWindows 2000 Server/2003。対応DBは、Oracle、SQL Server。価格は100万円(税別)/20ユーザーから。

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