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ここが変わったWindows Vista 100連発! 第30回

用途に応じて使いやすくなった“バックアップ機能”

2007年02月09日 11時00分更新

文● 柳谷智宣 アバンギャルド

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Windows Vistaには、複数のバックアップ機能が用意されている。デジカメ画像や文書ファイルなど、ユーザーが作成したデータは“ファイルのバックアップ”機能。システム関連のデータは“システムの復元”機能を利用する。また新たに、HDDドライブ全体をイメージとしてバックアップする“Complete PC バックアップ”機能が追加された。これらの機能は、コントロールパネルの“バックアップと復元センター”にまとめられている。

“ファイルのバックアップ”機能はWindows Vistaの全エディション(Home Basic、Home Premium、Business、Enterprise、Ultimate)でお使いいただけます。“シャドウコピー”と“Complete PC バックアップと復元”機能はBusiness、Enterprise、Ultimateでお使いいただけます。

Windows XPのバックアップツール。操作がわかりにくく、少々使いにくい

Windows XPのバックアップツール。操作がわかりにくく、少々使いにくい

Vistaでは、コントロールパネルに“バックアップと復元センター”という項目を用意し、用途に応じた機能を手軽に利用できる

Vistaでは、コントロールパネルに“バックアップと復元センター”という項目を用意し、用途に応じた機能を手軽に利用できる

“ファイルのバックアップ”機能は対話型のわかりやすいインターフェースになった。定期的に自動でバックアップさせることも可能だ。ただし、保存先にCドライブやUSBメモリーは指定できなくなっているので注意しよう。

分かりやすくなった“ファイルのバックアップ”機能の画面

分かりやすくなった“ファイルのバックアップ”機能の画面

“システムの復元”機能は、基本的にXPと同じだ。この機能は、データを世代毎に自動でバックアップする“シャドウコピー”機能でも利用するので、すべてのドライブで有効にしておこう。なおシャドウコピーについては、次回で解説する。

“システムの復元”自体の機能は変わっていない

“システムの復元”自体の機能は変わっていない

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