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ALSIがWebフィルタリングソフト「InterSafe」の機能強化版、ブログ/SNSへの対応を強化

2007年02月02日 19時58分更新

文● アスキービジネス編集部

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アルプス システム インテグレーション(ALSI)は、Webフィルタリングソフト「InterSafe」の機能強化版を2月13日より発売すると発表した。利用が増加しているブログやSNS、掲示板への書き込み規制機能を強化し、情報漏えい防止と生産性向上を図る。

キャッシュへの対応強化や規制解除申請の簡略化も実現

 「InterSafe」は、企業・官公庁・教育機関向けのWebフィルタリングソフト。ネットスターが提供する目視チェックによる規制URLデータベースを採用しており、1日3回以上の更新を行なう「リアルタイムデータベース配信」が特徴だ。また、閲覧規制だけでなく、書き込みの規制や警告画面の表示、部署・グループごとの柔軟なフィルタリングルールの設定も可能だ。

 新バージョンの「InterSafe ver 5.0 SP1」では、ブログやSNS、掲示板への書き込み規制機能を強化。従来はデータベースに「規制対象」として登録されているURLのみ制限が可能だったが、新版ではデータベース上のすべてのサイトを規制の対象に含めることができる。加えて、書き込み内容をログとして記録することも可能で、業務中の書き込みによる生産性の低下や企業内部からの情報漏えいを防止する。

 また、検索エンジンのキャッシュに対する規制も強化した。従来はすべてのキャッシュの一括設定のみが可能だったが、新版では有害・違法サイトカテゴリに分類されるキャッシュのみを規制対象として指定できるようにした。そのほか、一時的に規制を解除したい場合の「規制解除申請」の工程を簡略化たことで、ユーザー/管理者の負担軽減を図っている。

 InterSafe ver 5.0 SP1の価格は、20万7900円/25ユーザー(1年間)から。教育機関を対象としたアカデミック価格は、12万3900円/25ユーザー(1年間)となる。

 販売開始日は2月13日。同社では、初年度25億円の売上を目指すとしている。

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