このページの本文へ

8割の子どもが保護者の目の届かないところでネットを利用

ネットスター、第5回“家庭におけるインターネット利用実態調査”を発表

2007年02月02日 18時00分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

ネットスター(株)は1日、子ども自身が回答するサーベイシステムを利用して、“本当のリスク”を把握することを目的とした第5回“家庭におけるインターネット利用実態調査”の結果を発表した。対象は小学1年生から中学3年生までが対象で、有効回答数は484件。

「両親がそばに居るとき居ないときでは、どちらのネット利用の時間が長いですか?」

「両親がそばに居るとき居ないときでは、どちらのネット利用の時間が長いですか?」

「ウェブサイトの利用について、当てはまるものはどれですか?」

「ウェブサイトの利用について、当てはまるものはどれですか?」

参考グラフ(第5回“家庭におけるインターネット利用実態調査” 2006年12月ネットスター)

調査方法はバンダイネットワークス(株)と(株)ネットマイルが運営する“キッズリサーチ”に委託して2006年12月25日にウェブアンケート方式で実施したもの。

調査結果は、保護者の目の届かないところでの子どものネット利用は8割近くに達しており、「両親がそばにいるときだけ利用する」との回答は全体の3.9%で、「両親がそばにいないときのほうが長い(41.3%)」「(いる時もいない時も)どちらも同じくらい利用(37.6%)」を合わせると、8割近くの子どもが保護者不在のままでネット利用を楽しんでいることになるという。

そのほかの結果としては、子どもがよく利用するウェブサイトは「ゲームができるサイト(55.8%)」が一番で、「子ども向けポータルサイト(42.1%)」「漫画、アニメのサイト(41.9%)」が上位を占めるが、「大人向けのポータルサイト(32.0%)」「2ちゃんねるをよく見る(12.2%)」「YouTubeなどの動画共有サイトをよく見る(7.2%)」「オークションサイトをよく使っている(6.0%)」という状況も明らかになった。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン