かつてはDTPソフトの代名詞であった『QuarkXPress』。しかし、ここ数年その地位には揺らぎが生じつつある。国内では90年代に発売されたバージョン3.xがいまだに主流。最新版(国内ではバージョン6.5.1)への移行は進まず、ライバルのアドビシステムズ(株)もフォントメーカーなどと積極的なパートシップを締結し、後ろに迫ってきた。
「Quarkは唯我独尊ではありません」「“Quarkは変わっている”と脳裏に焼き付けて帰ってほしい」。パートナー向けミーティングの席上でクォークジャパン(株)代表取締役社長の須崎弘明氏は、高らかと宣言した。Quarkは果たして“生まれ変わった”のか?