(株)ウィルコムは31日、同社のPHS端末とサービスに関連するアプリケーションのWindows Vista対応状況を発表した。
現時点で、Vistaの既存ドライバーでそのまま利用できるのは、NECインフロンティア(株)、セイコーインスツル(株)(SII)、(株)ハギワラシスコム、(株)ネットインデックス、(株)アルテルの端末のみとなる。
京セラ(株)、日本無線(株)(JRC)、三洋電機(株)の端末については、現在動作確認中で、シャープ(株)の“W-ZERO3シリーズ”は動作を検証中となっており、モデムドライバーについては、現在のところ非対応だが、対応予定としている(提供時期は未定)。
アプリケーションでは、W-ZERO3向け地図検索ソフト“ちず丸forWILLCOM”は動作確認済みだが、無線LAN範囲内に入ると自動的に回線を切り替える“ウィルコム無線LANオプション設定ソフト”などは非対応となる。データ通信時にホスト名からIPアドレスへの変換結果をパソコン上に記憶しておくことで、DNSサーバーへの問い合わせ回数を減らしてレスポンスを向上させる“DNSキャッシュ”については、同社では“Vistaで利用の必要がない”としており、サポートはしないという。
