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銀塩プリントに近い発色のエントリーモデル

LUMIX DMC-LC33

2004年01月10日 00時00分更新

文● アスキー PC Explorer編集部・美和 正臣

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『GOOD』

  • 単3×2本で動作するので、バッテリ切れのときには電池を入手しやすい。
  • また、撮影画像はシャープなため、見ていて気持ちがいい。
『BAD』
  • プラスチックボディではなく、メタルボディで、かつCCDを高画素化したモデルを出してほしい。よくできているだけに、そこだけが残念。

【レンズはバリオエルマリートを採用】 レンズは、ライカからライセンスを受けて搭載しているバリオエルマリート。細部にわたりエッヂがピッと立っているシャープな画像になる。35mmフィルム換算で35〜105mmの光学3倍ズームだ。/【軽いボディ】 ボディはプラスチックで成型されている。重量は約170gで、金属ボディのものと比べてもかなり軽く感じる。/【マニュアルでのWBを設定可能】 低価格機には珍しく、マニュアルでホワイトバランスを設定することが可能。光源が複数ある状況で威力を発揮する。
【十字ボタンに選択機能を集中】 松下のデジカメの特徴は、撮影基本設定や再生設定、それに撮影時の露出補正やフラッシュ発光などを、十字ボタンに集中させているところだ。最初は抵抗があるが、慣れると、これが使いやすい。

 最近は小型軽量化のため、バッテリに専用リチウムイオンバッテリを採用しているモデルも多い。しかし、「LUMIX DMC-LC33」(以下、LC33)は単3電池×2本で動作し、かつニッケル水素バッテリを利用すれば、最大7000枚近くの撮影が可能という、省電力設計が特徴だ。単3電池×2本のため、バッテリ室に取るスペースも少なく、サイズは小さい。

【直感で操作できるモードダイヤル】 上面に配置されたモードダイヤルを回すことにより、撮影モードのチェンジを素早くできる。

 CCDは有効画素320万画素、レンズは35mmフィルム換算で35〜105mmの光学3倍ズームを搭載しており、エントリーモデルとしては標準的な構成だ。LC33には、同社の「LUMIX DMC-F1」以降のモデルに搭載されている映像エンジン「VINUS(ヴィーナス)エンジン」が搭載されており、出力される画像は銀塩プリントに近い発色になる。銀塩カメラの置き換えで購入したいのなら、ベストな選択と言えるだろう。

●【バッテリは単3電池×2本】 アルカリ電池×2本でも動作する。アルカリ電池を利用した場合、5000枚近く撮影可能だ。

 実際に触ってみると、操作性のよさが目立つ。モードダイヤルがボディ上面に配置されており、撮影モードの選択が一瞬でできる。シャッターボタンの周りにズームレバーが配置されているので、画角の決定からシャッターを押すまで、人さし指だけで操作可能だ。背面には、必要最低限のボタンしか配置されていないので、初心者でも操作に迷わされることはない。さすが初心者ユーザーをターゲットにしたモデル。マニュアルなしでもほとんどの操作が可能だ。

 最近はやりの、撮影時に色調エフェクトをかけられる機能も用意されているので、原色がクッキリとした色調で撮影できる。扱いやすいデジカメが欲しいのなら、LC33が現在のところ最右翼になるだろう。

LUMIX DMC-LC33の主なスペック
製品名 LUMIX DMC-LC33
CCD 1/2.5型334万画素
レンズ 35mmカメラ換算35〜105mm、F2.8〜4.9
シャッター 8〜1/2000秒
露出モード プログラム、モード撮影
記録メディア SDメモリカード
バッテリ 単3×2本
サイズ 96.0(W)×34.0(D)×65.5(H)mm、約170g(バッテリ、メディア含まず)

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