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三洋電機、中/小型液晶事業の合弁会社をセイコーエプソンに譲渡

2006年12月13日 00時00分更新

文● 編集部

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三洋電機(株)は13日、同社が保有する三洋エプソンイメージングデバイス(株)の全株式をセイコーエプソン(株)に譲渡すること同日付けで開催した取締役会で決議したと発表した。28日に譲渡する予定。

三洋エプソンイメージングデバイスは、セイコーエプソンが55%、三洋電機が45%の株式を保有する合弁会社で、STN/MD-FD/アモルファスシリコンTFT/低温ポリシリコンTFTなどの方式の液晶パネルの製造と販売を行なっている。

今回の株式譲渡は、中/小型液晶ディスプレーの価格低下が予想を上回る速さで進んでいることから、セイコーエプソンが三洋エプソンイメージングデバイスに対して、21日付けで実施する人事/構造改革を受けて行なうもので、合弁契約も解消となる。

三洋エプソンイメージングデバイスに対する人事/構造改革は、8の統括部/室と36の部門を再編し、12の部門に簡素化するとともに、組織の壁を排除するため管理職を削減する。製品に関しては、低温ポリシリコンTFTの開発設計機能を強化するとしている。

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