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ナナオ、24.1インチの色覚シミュレーションディスプレー『EIZO FlexScan S2411W-U』を発売

2007年01月17日 00時00分更新

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(株)ナナオは16日、色弱者が見分けにくい色の組み合わせをシミュレーションできる24.1インチの色覚シミュレーションディスプレー『EIZO FlexScan S2411W-U』を25日に発売すると発表した。価格はオープン。

『EIZO FlexScan S2411W-U』

『EIZO FlexScan S2411W-U』

3種類のシミュレーションイメージ

3種類のシミュレーションイメージ

『EIZO FlexScan S2411W-U』は、独自のハードウェアでの色変換を行ない、色弱者の視点に立った印刷物や表示物を作成するための色覚シミュレーションディスプレー。付属の色覚シミュレーションソフト『UniColor Pro』とディスプレー内部のASIC(特定用途向けIC)の“色域変換機能”を利用して通常表示の“オリジナルモード”、色弱者の見分けにくい色を表示する“P型モード”“D型モード”の3種類で表示できるのが特徴。色覚シミュレーションをハードウェアで行なうため、ソフトウェアを利用するシミュレーションより作業時間を13分の1に短縮したという。

解像度は1920×1200画素で、フルハイビジョンの等倍(ドット・バイ・ドット)表示にも対応。推奨最大解像度より小さい場合の画面モードとして、全画面表示する“フルスクリーン”、アスペクト比固定で拡大する“拡大”、1:1表示を行なう“ノーマル”を設定できる。応答速度は16ミリ秒(中間階調の応答速度は6ミリ秒)。輝度は450cd/m2。視野角は上下/左右178度。

入力端子は、DVI-I×2を搭載しており、USB対応機器を接続できるようにUSB 2.0×3(アップストリーム×1、ダウンストリーム×2)のHubも搭載する。本体サイズは幅566×奥行き230×高さ358.7mm、重量は約10.2kg。独自の“ArcSwing 2スタンド”を採用しており、チルト(上60度/下5度)、スウィーベル(左右各172度)、高さ調整(95mm、モニター部垂直時は23mm)が可能。消費電力は110W(節電時2W以下)。保証期間は5年間。

オプションとして保護パネル『FP-2400W』(価格は1万7000円)や、遮光フード『CH-3』(価格は1万9800円)などを提供する。

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