マイクロソフト(株)は19日、Windows Vistaをオンラインで上位エディションにアップグレードできるサービス“Windows Anytime Upgrade”を30日に開始すると発表した。価格はオープン。パソコンメーカーと販売パートナーを通じて提供する。
“Windows Anytime Upgrade”は、現在利用しているWindows Vistaをオンライン経由で上位エディションにアップグレードできるサービス。Windows Vistaのスタートメニューからアクセスできるようになっている。
アップグレードパスと参考価格は次の通り。
| 購入パソコンのエディション | アップグレード後のエディション | 参考価格(税別) |
|---|---|---|
| Windows Vista Home Basic | Windows Vista Home Premium | 9800円 |
| Windows Vista Ultimate | 2万3800円 | |
| Windows Vista Home Premium | 1万8800円 | |
| Windows Vista Business | 1万6800円 |
アップグレードしたいエディションを選択し、オンラインで購入手続きを済ませると、上位エディションの機能の有効化に必要なデジタルライセンスキーがダウンロードできる。このキーを利用して有効化のプロセスを開始し、購入したパソコンに同梱されている“Windows Anytime Upgrade”のディスクの読み込みとセットアップを行なえば上位エディションにアップグレードできる。なお、アップグレードでは、既存の設定やプログラムなどは変更されないという。
Windows Vistaのパッケージに同梱されている32bit版DVD-ROMではインストールができない場合、購入後に申し込むことで、32bit版CD-ROM、あるいは64bit版インストールメディアを提供するとしている。
サービスを提供するパソコンメーカーと販売パートナーは、パソコンメーカーの(株)東芝、日本電気(株)、富士通(株)、レノボ・ジャパン(株)。販売パートナーの(株)エディオン、(株)ソフマップ、(株)ピーシーデポコーポレーション、(株)ビックカメラ、(株)ヤマダ電機、(株)ヨドバシカメラの計10社。
