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ここが変わったWindows Vista 100連発! 第16回

使いやすくなり、付属画像も大幅に増えた壁紙設定

2006年12月11日 00時00分更新

文● 柳谷智宣 アバンギャルド

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Windwos XPまでの壁紙設定(“画面”のプロパティ→デスクトップ)では、一覧部分に表示されるのは“マイピクチャ”フォルダーだけだった。それ以外のフォルダーにある画像を指定したい場合は、“参照”ボタンで開くダイアログから画像のあるフォルダーを逐一指定するしかなく、非常に使いにくかった。


Vistaの壁紙設定(コントロールパネル→個人設定→デスクトップの背景)では、プルダウンメニューから“ピクチャ”“パブリックのピクチャ”など、複数のフォルダーを選択可能となった。これにより複数のフォルダーに存在する画像から壁紙を選ぶのが楽になっている。デフォルトで収録される画像も36枚と大幅に増え、美しいデスクトップを楽しめる。

Windows XPでの壁紙の設定画面。画像のあるフォルダーを“参照”ボタンから探し出して指定する必要があった

Windows XPでの壁紙の設定画面。画像のあるフォルダーを“参照”ボタンから探し出して指定する必要があった

Vistaでの壁紙設定画面。サムネイル形式での一覧、いくつかのフォルダーを直接指定できるプルダウンメニューなど、従来とはかなり異なる

Vistaでの壁紙設定画面。サムネイル形式での一覧、いくつかのフォルダーを直接指定できるプルダウンメニューなど、従来とはかなり異なる

この機能はWindows Vistaの全エディション(Home Basic、Home Premium、Business、Enterprise、Ultimate)でお使いいただけます。

Vistaに付属する壁紙を使ったデスクトップの例。ちなみにこの壁紙画像は、ベータ版から搭載されていた

Vistaに付属する壁紙を使ったデスクトップの例。ちなみにこの壁紙画像は、ベータ版から搭載されていた

壁紙設定のプルダウンメニューから“Windowsの壁紙”を選ぶと、9枚の風景写真など美しい写真を筆頭に、絵画やモノトーンの写真などから、壁紙はシンプルな方がいいという人向けの画像など、36種類の画像が選択できる。中にはワイドスクリーン用に横長で作成された画像も用意されている。

プルダウンメニューから、“ピクチャ”など画像のあるフォルダーを直接選べる。“参照”から任意のフォルダーを選択する方法も使える。また画像の配置方法は、画面下のチェックボックスで選べる。設定後のイメージが分かりやすい

プルダウンメニューから、“ピクチャ”など画像のあるフォルダーを直接選べる。“参照”から任意のフォルダーを選択する方法も使える。また画像の配置方法は、画面下のチェックボックスで選べる。設定後のイメージが分かりやすい

また、画像を一覧からマウスで選択するだけで、デスクトップがその壁紙を設定した状態に一時的に切り替わる、Office 2007で言う“ライブプレビュー”的な機能も用意されている。壁紙を適用しなくても、適用した状態のデスクトップを確認できるというわけだ。

一覧から画像をマウスで選択するだけで、壁紙が一時的に選択された状態になる

一覧から画像をマウスで選択するだけで、壁紙が一時的に選択された状態になる

なおプルダウンメニューから“純色”を選ぶと、画像を使わない単色カラーの背景となる。XPでの“背景なし”と同様だが、色を大きなカラーパレットから選択できるなど、使いやすくなった。

“純色”を選択した状態。サイドバー部分にはグラデーションがかかり、純色背景でもXPより華やかな印象となった

“純色”を選択した状態。サイドバー部分にはグラデーションがかかり、純色背景でもXPより華やかな印象となった

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