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ここが変わったWindows Vista 100連発! 第10回

使い勝手が大きく進化したエクスプローラー その2

2006年11月10日 00時00分更新

文● 柳谷智宣 アバンギャルド

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前回に引き続き、Windows Vistaの新しいエクスプローラーの機能を紹介しよう。

Windows XP(左)とWindows Vista(右)のエクスプローラー。XPのタスク欄に代わり、コマンドバー(上から2段目の横長バー)が搭載された。XP時代よりも使いやすくデザインされている

この機能はWindows Vistaの全エディション(Home Basic、Home Premium、Business、Enterprise、Ultimate)でお使いいただけます。

Vistaのエクスプローラーは、デフォルトではメニューバーがなく、代わりに“コマンドバー”が表示されている。ファイルやフォルダーを選択すると、それぞれの種類に応じたタスクがバー上に表示される機能で、XPの“ファイルとフォルダのタスク”に似ている。見た目は違うが、Vistaのコマンドバーはメニューバーと同じ感覚で利用できるうえ、ファイルの移動やコピーのような、ショートカットやマウス操作でこと足りる項目がなくなっているのも特徴だ。

コマンドバーの変化の例。上から順に通常のフォルダ、ピクチャフォルダ、ミュージックフォルダ、テキストファイル、画像ファイルを選択した状態

コマンドバーの変化の例。上から順に通常のフォルダ、ピクチャフォルダ、ミュージックフォルダ、テキストファイル、画像ファイルを選択した状態

エクスプローラーの下端にある“プレビューウィンドウ”は、従来のステータスバーが拡張されたものだ。アプリケーションやファイルのプロパティーを開かなくても、画像のプレビューやファイルのデータが確認できるので便利だ。

“プレビューウィンドウ”。画像のサムネイルやサイズ、ファイルサイズなど、表示される項目はXPのタスクウィンドウとほぼ同じ。しかし縦にスクロールしないとすべてが見られなったXPに比べ、Vistaでは常に表示されている

“プレビューウィンドウ”。画像のサムネイルやサイズ、ファイルサイズなど、表示される項目はXPのタスクウィンドウとほぼ同じ。しかし縦にスクロールしないとすべてが見られなったXPに比べ、Vistaでは常に表示されている

また、アイコンの機能も強化されている。デザインが一新されただけでなく、コマンドバーの“表示”から7段階の表示方法を選べるようになった。Internet Explorerで文字サイズを調整するときと同様に、Ctrlキーを押しながらマウスのホイールを回すことで、アイコンの表示サイズを変更することも可能だ。

“特大サイズ”のアイコンを表示してみた。画像のサムネイルを大きく表示して、内容を確認する場合などに役立つ

“特大サイズ”のアイコンを表示してみた。画像のサムネイルを大きく表示して、内容を確認する場合などに役立つ

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