Windows Vistaを起動すると、初期設定ではデスクトップ上に“ウェルカムセンター”が表示される。ウェルカムセンターにはインターネットへの接続設定や他のユーザーアカウントの作成、古いパソコンからデータや設定を転送する機能など、OSの運用開始時に、最初に行なうべき作業がまとめられている。
この機能はWindows Vistaの全エディション(Home Basic、Home Premium、Business、Enterprise、Ultimate)でお使いいただけます。
ウェルカムセンターでは2つのカテゴリーに分けて、20個前後の項目が並ぶ(パソコンの環境により異なる)。アイコンはそれぞれ6個まで表示されるが、“すべてのx個の項目の表示”をクリックするとすべてのアイコンが表示される。“Microsoftからの特典”カテゴリーでは、マイクロソフト(株)のインターネットサービス“Windows Live”へのショートカットが並んでいる。
なおウェルカムセンターは、Vistaが起動する度に自動的に開くようになっている。最初に一通りの作業を行なった後、不要な場合は起動しないようにもできる。ウェルカムセンターの最下段にある“起動時に実行します”のチェックを外せば、自動起動はしなくなる。もし必要になったら、コントロールパネルの“システムとメンテナンス”からいつでも起動できる。
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