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松下電器、パスワードで録音データを保護できるICレコーダー『RR-US470-K』など2機種を発売

2007年01月26日 00時00分更新

文● 編集部

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松下電器産業(株)は26日、ICレコーダーの新製品として、録音した音声ファイルをパスワードで保護できる『RR-US470-K』と『RR-QR270-H』の2機種を3月10日に発売すると発表した。価格はオープン。

『RR-US470-K』と『RR-QR270-H』

『RR-US470-K』と『RR-QR270-H』

『RR-US470-K』と『RR-QR270-H』

『RR-US470-K』は、音声をセキュリティー専用フォルダーに録音することにより、パスワードで音声ファイルの再生を保護できる“クルッとセキュリティ”機能と、内蔵した2個(前後)のマイクで前方指向性を持たせた“ズームマイク”を搭載した上位機種。本体前面のジョグダイヤルでパスワード(4桁)を入力できる。ジョグダイヤルでは、音声ファイルの聞きたい個所に素早くアクセスする“クルッとサーチ”も行なえる。ジョグダイヤルの中央のジョイスティックでは、再生/停止/音量調整/録音モードの設定などが可能。

付属するアプリケーションソフト『Voice Editing Ver.2.0 Premium Edition』では、従来機種からの“音声認識”、9言語の“翻訳・音声合成”に加え、セキュリティー機能として“インテリジェントセキュリティ”機能を搭載した。これは録音した音声ファイルをほかのパソコンに転送したり再生したりできないようにする機能で、ICレコーダーのパスワードを解除することも可能。音声ファイルの再生/波形編集時にノイズを低減して聞き取りやすくする“ノイズキャンセル”や、音声ファイルの再生/停止などをキーボードで操作できる“書き起こし”、CD-DA形式で記録する“オーディオCD作成”、音声ファイルに再生ソフト『Mini Player』を添付して送信できる“Eメール添付”機能などの機能も用意されている。対応OSはWindows XPなどで、Windows Vistaに対してはアップデートプログラムをウェブサイトで提供するという。

最大録音時間は、SPモード(300~3400Hz)で約134時間、FQモード(300~3400Hz)で約79時間10分、HQモード(300~5000Hz)で約39時間。録音件数は5フォルダー×99件(合計495件)。電源に単4形アルカリ乾電池×2本を利用した場合、再生がSP/FQモードで15時間、HQモードで12時間、録音がSP/FQモードで30時間、HQモードで21時間。インターフェースはUSB。本体サイズは幅39.3×奥行き17.2×高さ105.5mm、重量は約62g(電池込み)。ステレオイヤホン、USBケーブル、音声/テキスト変換専用コードが付属する。

『RR-QR270-H』は、セキュリティー機能のみを搭載した機種。最大録音時間は、SPモードで約167時間40分、FQモードで約78時間10分、HQモードで約39時間。本体サイズや乾電池による録音/再生時間は同じで、重量は約60gとなる。

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