エムオーテックスは、メール管理ソフト「LanScope Guard2」とクライアント管理ソフト「LanScope Cat5」に、それぞれ両製品を連携させる機能を追加したと発表した。
送信された添付ファイルの変更履歴を追跡可能
「LanScope Guard2」は、従業員が送信した電子メールのログの保存・集計・閲覧などの機能を持つメール管理ソフト。キーワードや送信回数などからセキュリティポリシーに違反したユーザーを抽出したり、部署ごとに「セキュリティ度」を集計してレポートとして出力する機能も持つ。
「LanScope Cat5」は、 従業員のクライアントPCの操作履歴やアプリケーション、プリンタの利用状況などを記録・集計するクライアント管理ソフト。クライアントPCに接続されたデバイスの制御や資産管理、ファイル配布などの豊富な機能を備える。
エムオーテックスは、今回、両製品を相互に連携させる機能を追加した。新たに、Webブラウザ上でCat5によるクライアント操作履歴とGuard2による電子メールの利用状況を単一の画面から閲覧できる「Webコンソール」を搭載。また、「添付ファイルトレース機能」により、電子メールに添付されているファイルがいつ生成され、どのような経緯をたどってメールに添付されたかをたどることが可能になる。
LanScope Guard2の価格は、19万8000円/サーバ、6000円/ユーザーから。連携機能を利用するには、Cat5がすでに導入されていることが前提となる。
同社では今回の製品連携により、「従業員のモラルを向上させ、電子メールセキュリティを飛躍的に強化できる」としている。
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