ベンキュー ジャパン(株)は17日、ブラックボード(黒板)モードやFAQ機能などを搭載したDLPプロジェクター『BenQ MP721c』を19日に発売すると発表した。価格はオープン。
『BenQ MP721c』本体写真
通常のRGB＋白の4セグメントに独自の黄色セグメントを追加した5セグメントカラーホイールを利用したカラーマッチング技術を搭載するほか、電源オン時やクーリング終了時にメロディーで知らせる“電源オン/オフ通知メロディー機能”や、パストタイムまたはカウントダウンタイムを表示し、設定時間になったら画面上で知らせる“プレゼンテーションタイマー機能”、本体パネルのキー操作を制限してリモコンだけでコントロールできるようにする“パネルキーロック機能”などを搭載するのが特徴。OSD(オンスクリーンディスプレー)内に“FAQ機能”も追加されており、マニュアルを見なくても操作できるようにしたという。
そのほか、映像ソースに適したプリセットモードとして、黒板などの暗いスクリーンでの色再現性を高めたブラックボードが追加され、プレゼンテーション向けにダイナミック/プレゼンテーション/sRGB/シネマ/ブラックボードの5種類、ホームシアター向けにダイナミック/シネマ/スタンダード/ブラックボードの4種類が用意されている。
投写レンズはF2.6～2.77/f=20.4～23.5mmの1.15倍ズームで、画面サイズは31～300インチ(距離2mで55インチ)。ランプは200Wで寿命は4000時間(エコノミーモード時、標準モード時は3000時間)。コントラスト比は2000:1。対応解像度は 640×480～1280×1024画素。カラー方式はNTSC/PAL/SECAMに対応する。入力端子は、デジタル(DVI-I)、アナログRGB(ミニD-Sub15ピン)、Sビデオ、コンポジットビデオを搭載し、音声入力(ミニジャック)、制御端子(USBマウス用、RS-232C)も備える。スピーカーは2W×1。
本体サイズは幅278×奥行き220×高さ100mm、重量は約2.7kg。本体カラーは“ポリッシュネイビー”。動作時の駆動音を24～28dB。電源はAC100～240Vで、消費電力は最大285W。リモコンが付属する。
