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有機EL搭載&真のプロ仕様になったiPad Proに、Apple PencilもProに進化! 春のiPad祭り特集 第6回

【体験レポ】M4搭載iPad Pro、圧倒的な薄さに驚き! 大きなiPad Airにも注目

2024年05月08日 07時00分更新

文● 山本 敦 編集●飯島恵里子/ASCII

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センシング機能が大きく向上したApple Pencil Pro

Apple Pencil Proは新iPad Pro/iPad Airのみに対応

 最新のApple Pencil Proは新たなセンサーを追加したことでスクイーズ、バレルロール、触覚フィードバックなど、新たな操作方法が追加されました。手にとった感じで、大きさや重さは変わりません。Apple Pencil Proは今回発表された新しいiPad ProとiPad Airの11/13インチ、計4機種のみに対応しています。その理由は、iPadの側面に取り付けるマグネットの位置や内部の構造が大きく変わるためです。新しいiPad ProとiPad AirにはUSB-CのApple Pencilが使えますが、スクイーズなど新規に追加された操作方法には対応しません。

iPadのフリーボードアプリ。ペン先の向きを変えると描かれる線の太さが変わります

 新しいiPad Proに対応する新しいMagic Keyboardも発売されます。ファンクションキーの追加、薄型、アルミニウム筐体、広くなったトラックパッド、クールなデザインなどが特徴です。質量の数値は公開されていませんが、iPad Proと同じく、手にとった感触は軽くなったように感じます。

M4 iPad Proのために新しく設計されたMagic Keyboard

 iPad AirはApple M2チップを搭載。11インチと13インチともに本体の厚さは6.1mmです。iPad Proが搭載するProMotionテクノロジーがiPad Airにないことから、Apple Pencilによる書き味は異なります。ただ、価格がWi-Fiモデルどうしの価格差が9万円もあるので、特に大きな13インチのiPad AirはiPadでイラストや漫画を書く若いクリエイターの方々に注目されそうです。

賑わうiPad Airのタッチ&トライ。カラーバリエーションが一色減って4色展開になりました

左が11インチ、右が13インチのiPad Air

iPad Airの背面。こちらは12MP広角カメラでアダプティブTrue Toneフラッシュがありません

本体の厚さは6.1mm

片手持ちでメモを取る用途にはやっぱり11インチがおすすめです

 

筆者紹介――山本 敦
 オーディオ・ビジュアル専門誌のWeb編集・記者職を経てフリーに。取材対象はITからオーディオ・ビジュアルまで、スマート・エレクトロニクスに精通する。ヘッドホン、イヤホンは毎年300機を超える新製品を体験する。国内外のスタートアップによる製品、サービスの取材、インタビューなども数多く手がける。

 

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