KDDI総合研究所が「内省」をテーマに西新宿で実証実験 第2回

新宿中央公園に疑似たき火を備えた内省空間ができるまでのナイショ話

文●KDDI総合研究所

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 こんにちは、KDDI 総合研究所のえじまです。私たちは、西新宿に訪れたワーカーの方々が生産性高く働ける状態を目指した西新宿CAMPプロジェクトを進めています。この西新宿CAMPプロジェクトの一環として、2/22 から3/14にかけて、新宿中央公園 眺望のもりで屋外ワークスペースを用いた内省空間の実証実験を行いました。このコラムでは、その準備の過程や苦労話などについてお届けします。

 今回は、西新宿の新宿中央公園に内省空間を作った際のお話しができればと思います。  

前回の記事はこちら。
西新宿に疑似たき火を備えた内省空間ができるまで

※過去の連載記事はこちら:KDDI総合研究所が「内省」をテーマに西新宿で実証実験

内省空間を作るまでも大変…⁉

 実証実験を開始するために、公園内にテント型のワークスペースを設置し、機材を運び入れました。設置作業には予想以上の苦労が・・・というお話をしたかったところですが、今回用いたワークスペースは少人数・短時間で設置できるよう改良が重ねられたもので、とても短い時間で設置完了しました。

  穏やかな天候に恵まれたのも幸運だったと思います。通りかかった公園の来訪者の方からは、「ここには何ができるの?」と暖かい質問をいただいたりもしました。

ワークスペースを設置する前の、ウッドデッキのみがある状態

床や壁を取り付けて、屋根を乗せて完成

 ワークスペースができたら、次は機材の運び入れです。65インチの大画面モニタや机など大型の機材は、入り口を通ることも事前に確認していたので、大きなトラブルもなく入れられました。

 最後に、実験に参加してくださった方に少しでも良い体験をしていただくための、仕上げの調整を行いました。モニタの設定や機材の配置など細かい調整を繰り返し、気が付いた時には日が暮れてしまっていました。

調整完了後のワークスペース内部の様子

そして実験へ

 朝から始めた準備がどうにか終わり、翌日からの実験開始に向けてよいスタートを切ることができました。

実験開始準備を終えて帰るKDDI総合研究所の所員

 本記事掲載時点では実験は無事に終わり、内省空間の有効性を実証することができました。皆様の直接的・間接的なご協力や応援に深く感謝します。また新しい研究を形にしていくため、今後も取り組んでまいります。お楽しみにお待ちください!

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文/えじま

ギリギリのミレニアル世代。趣味はゲームと読書と映画鑑賞とボルダリング。好きな食べ物はエビ、苦手な食べ物はあんこ。KDDI総合研究所で、2030年のワークスタイル・ライフスタイルの研究に従事。