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カブク、NEDO「Connected Industries推進のための協調領域データ共有・AIシステム開発促進事業/サプライチェーンの迅速かつ柔軟な組換えに資するデジタル技術の開発支援」助成事業に採択

PR TIMES

株式会社カブク

令和2年10月23日、株式会社カブクの提案する「多品種少量生産向けオンデマンド・サプライチェーン・プラットフォームの開発」事業が、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「Connected Industries推進のための協調領域データ共有・AIシステム開発促進事業/サプライチェーンの迅速かつ柔軟な組換えに資するデジタル技術の開発支援」の助成事業に採択されました。

研究開発の目的
少子高齢化の進む日本において、特注部品製造に関わる事業所数及び従業員数は減少傾向にあります。一方で、市場では少量多品種生産などの特注需要が増加しています。
特注部品の設計・生産・調達には多くの会社が関わっているため、取引における手続きや製品情報の秘匿性を担保するための情報伝達に多くの時間を要しています。市場の特注需要に応えるためには、労働生産性の向上は不可欠です。

このような事業環境や商習慣から、カブクではサプライチェーンにおけるデータ連携の効率化を喫緊の課題と考え、ITを活用した特注部品製造サービスを開発することによって解決を目指しています。

今回採択された事業では、3D設計データを認識、解析して加工費用や製造原価を自動で算出するシステムを開発しています。
今までは、3DCADで作成したデータを2次元図面に描き起こし、見積、製造に使用することが一般的でしたが、本システムでは、作成した3Dデータをシステム上にアップロードいただくだけで、見積結果を取得するだけでなく、そのまま製造用データとして利用することができ、設計から製造にかかる時間、人手を大幅に改善します。
本事業により、設計・見積取得・製造依頼などの業務にかける工数を減らし、さらに個人間の見積業務における経験や技能の差を埋めることも可能です。複雑なノウハウや商習慣から生じる情報流通を改善し、製造業全体の効率化に貢献します。

採択事業について
対象事業:Connected Industries推進のための協調領域データ共有・AIシステム開発促進事業/サプライチェーンの迅速かつ柔軟な組換えに資するデジタル技術の開発支援
事業期間:2020年10月23日~2022年2月28日