ファミリーレストラン「ロイヤルホスト」では「34年目のカレーフェア」を6月21日から8月下旬まで開催します。
ロイヤルホストでは夏の定番としてカレーフェアを1983年から毎年開催してきました。過去に提供したカレーの数はなんと150種類以上にのぼります。そんなにたくさん!
34年目にあたる今年は、定番「カシミールビーフカレー」最新版ほか、33年間の情熱がつまった計5種類のカレーが登場します。
今年のカシミールビーフは国産野菜がゴロゴロ!
カシミールビーフカレーときいてロイヤルホストを思い浮かべる人もいるのではないでしょうか。
「国産野菜のカシミールビーフカレー」(1274円)
ロイヤルホスト第1回カレーフェアから登場しているカシミールビーフカレー。ブラッシュアップをくりかえし、たびたび提供されてきました。
見た目は真っ黒。カレーはサラサラとした質感で、口に運ぶと驚くような辛さが広がるのが特徴です。
実は“カシミールカレー”とは日本独自のもの。上野の「デリー」が発祥という説もあり、提供している店は限られています。カシミールビーフカレーといえばロイヤルホストと定番になるのもうなずけますね
今年は、“国産野菜”にこだわった「国産野菜のカシミールビーフカレー」(1274円)。ニンジン、タマネギ、ピーマン、シシトウ、ジャガイモといった国産野菜を、質感が楽しめるように形を残して仕上げています。
試食したところ、やはり、辛い。とても辛い。
真っ黒い見た目からは想像できないピリピリした辛さはなんでしょう。唐辛子やシシトウの辛さを思わせます。不思議と辛さは後をひかないのですが、鮮烈な印象と清涼感を残してくれます。
他のカレーにはない特殊な味わい。辛いのですがヤミツキになる。汗をかきながらかっこむと、夏の雰囲気がたっぷりです。
野菜がゴロゴロ入っているので、ヘルシー感もたっぷりです。なお、エネルギーはひと皿838kcal。今回のカレーフェアの中で1番低いカロリーです。
ひと皿ごとにコックが仕上げている
ところで、ロイヤルホストを「お高い」と感じている人もいると思います。たしかに価格帯は他のファミリーレストランより高めですが、そのぶん売りにしているのが味。
ロイヤルホストでは、各店舗に調理技術を習得したコックがいて、例えばオムレツやパンケーキなどは注文が入ってからひとつひとつコックがフライパンで焼いています。
カレーの場合もルーはセントラルキッチンで仕上げますが、野菜の調理など最終的な仕上げは各店舗でコックが行なっています。
多くのファレスでは店舗での調理作業をマニュアルで簡易化していますが、ロイヤルホストはあえてコックの手をかけ「確かにおいしい」という状態で料理を出してくれているのですね。
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